この記事ではDeep Rock Galacticで使用可能なおすすめMODを紹介します。
Deep Rock GalacticはMODなしでも十分楽しく遊べるゲームですが、MODを導入することでもう少し便利に快適にスマートにプレイすることができるようになるものがあります。
数あるMODたちの中からゲームバランスにほとんど影響を与えず没入感の損なわないものたちを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
MODの種類
Deep Rock GalacticのMODは、公式がゲームバランスへの影響度を判断して以下3つの種類にカテゴリー分けされています。
- Verified(認証済み)
- Approved(承認済み)
- Sandbox(サンドボックス用)
Verifiedは見た目の変更やUIの表示改善などが中心で直接的なゲームバランスへの影響がないもの、Approvedは難易度の上昇や5人以上の大人数でのマルチプレイなど意図的なゲームバランス変更を前提にしたもの、Sandboxはチートだろうが何でもありで好き放題に遊べるようにするようなものです。
Approved MODを導入した状態でも通常のセーブデータでそのままプレイできますが、参加者全員が該当MODを自動的にダウンロードしてプレイすることになり実績取得は無効化されます。
Sandbox MODは一般的なゲームプレイとは完全に隔離されたモードになり、通常のセーブデータをコピーして使用することはできるもののSandboxでいじった内容を元のセーブデータに反映するようなことはできません。当然ですが実績取得も無効化されます。
基本的には「Sandbox Utilities」を使って自分が組んだビルドがどんな感触になっているか試したいときに使うことになると思います。
選定基準
この記事で紹介するおすすめMODは、あくまでゲームプレイ中のQoL(快適度)の改善を目的としてゲーム内で情報不足な箇所を補足するようなものを厳選しています。
そのためMODのカテゴリーはすべてVerifiedなのが前提で、私自身が継続的に使用して最低限あったほうが良いと判断したものとしており、現時点でのゲーム本体最新バージョン1.39に対応しています。
いくら公式が認めたVerified MODとはいえ、バニラ(MODなし)状態と比べて著しくプレイヤー側が有利になるようなものは元のゲーム性を考えると若干チートじみたものに近い気がするので排除しています。
たとえば鉱石類が通常より強く発光するというMODもあるのですが、「スカウトのフレアガンで照らすことで視界が明るくなって鉱石類が発見しやすくなる」、「地形スキャナーを使っている間は手がふさがって武器を使えない」というような本来のゲームでは起こる制約がMODで解決されてしまいます。
このように表面的な効率ばかりを追い求め過ぎると、せっかくのお茶目なドワーフたちの行動に対する意味が薄まって没入感というか趣がなくなる気がするのです。
また大量にMODを増やし過ぎるとそれぞれが干渉してエラーを引き起こす可能性も増すので、自分にとって必要性が高いと感じたものを残していくのをおすすめします。
今回紹介しているMODたちは、全部同時に有効して長時間プレイしていても特に問題は起きていないので心配不要です。
前提MOD
Mod Hub

https://mod.io/g/drg/m/mod-hub
Mod Hubは他MODで設定変更をするために必要になる前提MODの1つです。
インストール後はデフォルトで「Hキー」を押すことでMod Hubのメニューを開くことができ、オプションが用意されている他MODの設定値を変更することができます。
ほとんどのMODで必要になるため、特に深く考えずにインストールしておきましょう。
DRGLib
https://mod.io/g/drg/m/drglib
DRGLibは他MODでよく使われる機能をまとめて参照できるようにした感じの前提MODの1つです。
このMOD自体でなにか新しい機能を持つわけではありませんが、前提MODとして要求されることの多いものなのでMod Hub同様にとりあえずインストールしておきましょう。
おすすめMOD
Missions HUD


https://mod.io/g/drg/m/missions-hud
Missions HUDはスペースリグにいる間、画面上に現在開始できるミッションの情報などを常に表示しておくことができるMODです。
Mod Hub経由のオプションで設定変更をすることができ、表示するミッションをミューテーションの組み合わせなどを条件にしてフィルタリングすることができます。
アビスバーの「本日のオススメ」の内容も表示されるため、わざわざバーまでいかなくてもどのバフ効果を注文できる状態なのかわかるのが何気に便利です。
自分がホストのとき限定ですが、デフォルトで「Bキー」を押すと表示されるカーソルでリストアップされたミッションをクリックすることで即座に受注することができます。
Ammo percentage indicator

https://mod.io/g/drg/m/ammo-percentage-indicator
Ammo percentage indicatorは、現在使っている武器やツールの残弾数がどのくらい残っているのかをパーセンテージで表示するMODです。
補給ポッドで1回に回復できる弾薬数は50%分という制約を考えると、現在の手持ちの武器やツールの残弾数が50%以上なのか未満なのかは非常に重要な情報になります。
しかしDeep Rock Galacticでは武器種が複数あることに加え、武器MODやオーバークロックの選択によって総弾数が大きく変化することもあり残弾数の割合をバニラ状態で感覚的に把握するのは困難です。
そのためよほどの玄人でもない限り、このMODは必須級でインストールをおすすめします。
Grenade Icons

https://mod.io/g/drg/m/grenade-icons
Grenade Iconsは、現在持っているグレネードの種類に応じたアイコンを表示するMODです。
バニラ状態ではどのグレネードを持っていても手榴弾のアイコンが表示されるだけで、クラスやビルドを頻繁に変えていると自分が何を持ってきたのか混乱しがちです。
このMODを入れると特にドリラーの斧などはアイコンのシルエットで把握がしやすいので、他のグレネードと勘違いして誤爆することが防げると思います。
どちらにせよグレネードのアイコンは小さく視認性は良くありませんが、気休め程度でもマシにはなるのでインストールをおすすめします。
Damage Indicator 2


https://mod.io/g/drg/m/damage-indicator
Damage Indicator 2は、攻撃のヒット時に与えたダメージを数字でポップアップ表示させるMODです。
バニラ状態では実際に与えたダメージ数を把握する手段が無いに等しいため、今使っている武器が強いのか弱いのかや敵の弱点がどこなのかを判断するのが難しいです。
Mod Hub経由のオプションで設定変更をすることができ、弱点への攻撃時や属性ごとに色を変えたりフォントサイズを変更したりすることもできます。
デフォルトではMOD作者の趣味(?)でFF14風のフォントになっていますが、設定で「Plain Font」を選択すればシンプルなフォントに変えることができます。
このMODは同様のダメージ表示MODより負荷が軽いらしく、一斉に大量のダメージ表示があっても特に処理が重くなるような印象はありません。
Status Effect Duration Indicator


https://mod.io/g/drg/m/status-effect-duration-indicator
Status Effect Duration Indicatorは、自分にかかっている状態異常(バフ・デバフともに)の残り効果時間を表示するMODです。
たとえばスピッターの吐くクモの巣で食らった減速デバフの効果が切れるまでの時間を把握するのにも役立ちますが、一番重要なのはパークで発動できる「鉄の意志」の残り時間が視覚的に把握できることです。
Mod Hub経由のオプションで自分に必要な表示を選んでオン・オフの設定できます。
Death Marker


https://mod.io/g/drg/m/death-marker
Death Markerは、ダウンしたドワーフの上に発光するガイコツのアイコンを表示するMODです。
バニラ状態ではダウンしたドワーフの体が地味に発光するだけなので、大量の敵に囲まれた状態でダウンしたドワーフは敵に紛れてしまってどこにいるのか把握するのが困難です。
このMODを入れれば遠目に見てもどこにドワーフがいるのかわかりやすく、蘇生したいときに右往左往せずに済みます。
Mod Hub経由のオプションで、クラスごとにアイコンの色を変えたりアップデートによって追加された別のマーカーを選択することができます。
Better Explosion Range Indicator


https://mod.io/g/drg/m/better-explosion-range-indicator
Better Explosion Range Indicatorは、ドリラーのサッチェルチャージ(C4)の爆破範囲についての表示方法を拡張するMODです。
バニラ状態ではC4の爆破範囲が表示されるだけであるため、爆破時に味方のドワーフを巻き込んでしまうリスクが高くフレンダリーファイヤーでダウンさせてしまう可能性があります。
このMODを入れると爆破範囲内にドワーフがいる間は表示色を変えたりすることができるため、事故が起きる可能性を最小限にしてくれます。
Mod Hub経由のオプションで設定変更をすることができ、効果範囲の網目の有無や形状・色などを自分の好きなように調整できます。
Steeve and Bot Better Visibility

https://mod.io/g/drg/m/steeve-and-bot-better-visibility
Steeve and Bot Better Visibilityは、パーク「ビーストマスター」の効果で仲間にしたグラント(スティーブ)や、ハッキング可能となったパトロールボットなどの視認性を向上させるMODです。
バニラ状態では敵なのか味方なのかパッと見で判断しづらいキャラクターたちにアイコンを追加表示したりアウトラインを表示したりすることで、敵ではなくなったことが一目瞭然になります。
特にスティーブは味方のフレンダリーファイヤーでダメージを受けてしまいますが、このMODを入れれば間違えて倒してしまうこともなくなります。
Combined Resources


https://mod.io/g/drg/m/combined-resources
Combined Resourcesは、チーム全体でポケットに持っている(ミュールなどに格納していない)鉱物などの合計数を常に表示できるMODです。
バニラ状態では自分以外の味方が持っている鉱物などの数を把握するにはチャットかVCで問いかける必要がありますが、フレンドとのマルチプレイならまだしも野良マルチでは意思疎通が取れないことのほうが多いです。
特に「セカンダリ目標の数があと1個だけ足りない…」「ナイトラがあと少しでもあれば…」というような状況はよく起こると思うので、このMODを入れておくと手持ちのままになっているプレイヤーにミュールなどへの格納を促すだけで良くなります。
また、ナイトラについてはあと何個集めれば補給ポッドを要請できるのか、現在の量で何回補給ポッドを要請できるのかを自動で計算して表示してくれるのでかなり便利です。
Mod Hub経由のオプションで設定変更をすることができ、表示方法を変更したりプライマリ目標などの必要数が集まった時点で通知を出したりすることもできます。
Live Mission Stat Tracker +


https://mod.io/g/drg/m/live-mission-stat-tracker-plus
Live Mission Stat Tracker +は、以下の自分のステータスについてミッション中に常時表示するMODです。
- 敵の撃破数
- 鉱物の入手数
- 味方を蘇生した回数
- ダウンした回数
どの項目もミッション終了後のリザルト画面で表示されるものですが、ミッション中にこれらが見れることによって自分のチームへの貢献度をある程度把握することができます。
数字を見ている余裕がないことも多いのでそこまで優先度の高いMODではありませんが、ときどき数字を見るようにすると敵ばかり倒していて鉱物の入手がおろそかになっていたりすることに気づけるかも。
MOD名に「プラス」がついていないものもありますが、こちらのMODはMod Hub経由のオプションで設定変更をすることができ、表示位置やフォントの大きさなどを変更することができます。
表示位置を変更しないと「Combined Resources」とモロに被ってしまうので、私はヘルスバーの右上あたりに収まるように設定しています。
SimpleMissionTimer


https://mod.io/g/drg/m/simplemissiontimer
SimpleMissionTimerは、スペースリグに滞在している時間やミッションが始まってからの経過時間を常に表示するMODです。
バニラ状態では鉱物などを探し回ることに没頭してしまい、リザルト画面で初めて数十分経っていたこと気づいて驚くということも多いはずです。
このMODを入れておくと常にミッション開始後の経過時間を確認することができるので「15分過ぎてまだミッションの進行度が半分もいかないのはのんびりしすぎだな…」など、ある程度ミッションの進行ペースを考えながら進めることができるようになります。
もともとはスピードラン向けのツールとして作られたMODのようですが、意外と通常プレイでも時間表示があるだけで意識が変わるので導入をおすすめします。
Mod Hub経由のオプションで設定変更をすることができますが、フォントカラーや表示位置などは変更できるもののフォントサイズを変更できないのが痛いところ。
私はPAYDAY2の表示と同じように、画面中央の最上部に邪魔にならないように配置しています。
余談ですがこのMODはMOD名にスペースが入っていないせいか、「Timer」だけで検索してもヒットしないことから存在に気づけていないプレイヤーも多いかもしれません。
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