[Deep Rock Galactic]ゲーム内容紹介とレビュー

ゲームレビュー

この記事では協力型FPSゲームの「Deep Rock Galactic」をレビューします。


2020年に発売した本作は、2025年現在も未だにSteamで「圧倒的に好評」という評価を維持し続けながら1日の同時接続数も1万人以上を超えており、根強く支持されているタイトルです。

いったい地下世界の何が全世界のドワーフたちを魅了しているのか、紹介していきます。

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ゲーム概要

2020/05/13の公式トレーラー

どんなゲーム

ガンナーのジップラインを使って高所を移動

壁が邪魔なら掘れば良い、足場が無ければ作れば良い、敵が邪魔なら撃てば良い、洞窟が暗ければ明るく照らせば良い。

とはいえ1人で全部やるのは大変だから仲間と協力したらお互い助かるよね、という感じでマルチプレイで積極的に協力し合うほどミッションがスムーズにクリアできるCOOP系FPSゲームです。


プレイヤーは、Deep Rock Galactic(ディープロックギャラクティック)という銀河系で最も粘り強い宇宙採掘企業において欠かせない歯車として働く鉱夫のスペースドワーフです。

銀河系で最も危険と言われる惑星Hoxxes(ホクシーズ)に眠る貴重な鉱物たちを命がけで採掘し、出世と巨万の富を目指しましょう。

プラットフォーム

現在対応しているプラットフォームは以下のとおりで、おおむね主要なゲーム機に販売しています。

残念ながらクロスプレイには対応していないので、たとえばPCとPSのプレイヤーで一緒に戦うということはできません。


一応「Xbox Play Anywhere」というサービスに対応しているらしく、Xbox版を購入した場合はWindows10のPCでもプレイできる(Microsoft Store版)という意味のクロスプレイのみには対応しているとのことです。

Steam版とは別物の話なので基本的にクロスプレイ不可と考えておいたほうが良いです。

プレイ人数

プレイ人数は1~4人です。


シングルプレイはもちろんのこと、他3人を加えてのオンラインマルチプレイも可能です。


シングルプレイ時にはお助けロボットであるボスコが進行を助けてくれる仕組みがあり、マルチプレイ時は人数に応じて敵の数や体力が増減するので極端にゲームバランスが崩れることはありません。


2020年5月にリリースされた古めのゲームではありますが、未だに毎日1万人近い同時接続プレイヤーがいるので一緒に遊ぶフレンドがいなくても野良プレイヤーと一緒に遊ぶことができます。

オンラインマルチプレイは自分のロビーを公開状態にするかサーバーブラウザから他人のロビーを選択して合流する形で、途中参加も可能なので気軽にマルチプレイが楽しめます。(一部エンドコンテンツのみ途中参加不可)

操作方法

キーボード、コントローラーのどちらでも操作可能です。


プレイヤーの操作は他のFPSゲームのプレイ経験があれば自然に慣れることができるもので、細かい部分で気になる点はキーバインドで好みに合わせて設定が可能です。


FPSゲームでは珍しく「しゃがみ」や「覗き込み(ADS)」というアクションが存在しないことから射撃に関する厳密な操作が必要ない代わりに、ツルハシや各クラスの道具を上手に使いこなすことが求められます。

ファイルサイズ

インストール時のファイルサイズは現時点で3.37GBです。


多少ポリゴン感のある3Dグラフィックのゲームですが、各キャラクターやナレーションのヴォイスがしっかりあるうえに膨大なゲームボリュームから考えるとあり得ないほど軽い容量です。

グラフィック面も品質が低いわけではなく十分な没入感が得られるクオリティで不満はなく、とにかく気軽にインストールしてライブラリに常駐しておけます。

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ゲームの流れ

いろいろな機能が集約されたロビーであるスペースリグ

ゲーム開始直後はチュートリアルとしてガンナークラスを使ってのシングルプレイをすることになるので、細かい操作についてはそこで予習することができます。

その後はスペースリグというロビー空間を拠点として、次のミッション開始に向けたクラスや武器の選択などの準備ができます。

バイオームを選択した後の詳細画面でミッションを選択する

現時点でミッションは9種類存在しますが最初は「採掘遠征」というミッションのみが実行でき、「モーカイト」という緑色の鉱物を一定数収集することがプライマリ目標(必須クリア条件)となります。

ミッションにはランダムでセカンダリ目標(ボーナス条件)が設定されていて、プライマリ目標とは別に特定のアイテムを一定数収集することでミッションクリア時に獲得できるクレジットや経験値にボーナスを得ることができます。

上記画像ではプライマリ目標は「モーカイトを200採掘」、セカンダリ目標は「グリフィッドの卵を40個駆除」となっています。

ミッションを選択したあとはドロップポッドに乗り込んで現地に向かう
ドロップポッドがドリルのように地下深くもぐり、現地に到着する

準備が整ったらミッションを実行するためスペースリグにあるドロップポッドに乗って現地に移動します。

ミッション開始後どのように進んでいくかは自分次第
緑色に光る鉱物のモーカイト
ツルハシで掘削することができる

現地到着後は自由行動開始となるので洞窟の深部を目指しつつ、モーカイトを見つけ次第ツルハシで削り取ります。

行き止まりのようだが…
地形スキャナーを確認すると隣接する空間が確認できた

ミッションのマップはランダム生成となっており毎回異なる地形を冒険することになりますが、迷ってしまったり行き止まりになってしまったときはTabキーを押すことで開ける地形スキャナー(おおまかな周辺マップ)が役に立ちます。

地形スキャナーでは付近にどのような空間があるかを見ることができ、一見行き止まりのように見えた壁面の先が次の空間に隣接していて、他とは色の違う土がツルハシで掘るべき場所の目印となっていたことがわかります。

基本的にすべての壁がツルハシで破壊可能
ツルハシで掘り進めることで、次の空間への道ができる

隣接する空間がどの方向にあるのかをある程度把握したら、ツルハシで少し掘ることでトンネルができ道をつくることができます。

ツルハシで壁を掘るのは少し時間がかかりますがドリラーのパワードリルなら一瞬で掘削できるので、遠く離れた空間同士をトンネルでつなぐという力技で最短距離の通路をつくりだすこともできます。

手一杯になったモーカイトを呼び出したミュールに収納する

手持ちのモーカイトの数が40個に到達するとそれ以上持てなくなりますが、Cキーでミュール(M.U.L.E./愛称モリー)という移動型の回収ロボットを呼び出してその中に収納することで手を空けることができます。

敵の群れが襲ってくる際は、ミッションコントロールが事前に警告してくれる
スウォーム中は敵が束になって襲ってくる

ミッション中は虫をモチーフにしたような敵たちが常に襲ってくるため持っている武器で応戦しながらプライマリ目標の達成を目指すことになります。

特に周期的に発生する「スウォーム」では大量の敵が押し寄せてくるのでより集中して対処する必要がありますが、そのような異変が発生する際はナビゲート役のミッションコントロールが都度案内してくれるので、よく聞いておきましょう。

上記画像では敵が一種類のみ見えていますが、実際には敵のバリエーションはかなり多く用意されていて攻撃方法も多彩なので慣れないうちは翻弄されてなかなか苦戦します。

赤い鉱物のナイトラは補給物資の要請に必要となる
補給ポッドを要請すると地上からドリルのように降りてくる
1つの補給ポッドから補給できる回数は4回だけ

武器の弾薬は当然有限であるため戦闘を繰り返していると弾切れしてしまいますが、「ナイトラ」という赤い鉱物がミッション中限定の通貨のような役割となっており80個集めるごとに「補給ポッド」を要請することができます。

補給ポッドでは弾薬と体力をどちらも50%分回復することができますが、補給可能な回数は4回分なので4人でのマルチプレイであれば1人1回の補給が基本となります。

レッドシュガーを掘ると直接体力を回復できる

ナイトラ以外にもツルハシで削り取ると体力を直接回復することができる赤い鉱物の「レッドシュガー」があったり、その他にもプライマリ目標やセカンダリ目標に直接関係のない鉱物がいくつか存在するので収集しておくとミッション完了後に武器のカスタマイズなどで使用することができます。


プライマリ目標を達成した時点で脱出開始を選択することが可能
準備が整い次第、ミュールから出現したドロップポッド要請ボタンを押して脱出開始

ミッションのプライマリ目標を達成した段階でミュールを経由して脱出ポッドを要請することができるようになるのですが、敵たちは脱出ポッド到着時の振動を聞きつけると群れで襲ってきます。

脱出ポッドの待機時間には制限があり時間内にたどりつけなかった場合はミッション失敗となってしまうため、十分に準備してから脱出ポッドを要請します。

地形スキャナーでもドロップポッドの到着した場所が確認できる
ミュールは発光するパイロンを一定間隔ごとに設置して道しるべを残してくれる

脱出時は基本的にミュールが案内役として脱出ポッドまでの道をリードし、一定間隔で目印となる照明を設置してくれるのでついていけば迷わずに済みます。

ミュールは容赦なく高い壁を登って行ってしまうことがある

ただしミュールは壁を這うことができるためとんでもないルート(ジャンプでは到達できない高所など)を突き進んでしまうこともあるので、油断は禁物です。

そのようなときは各クラスの持つツールを駆使したり、別の回り道を探したりする必要があります。

脱出用のドロップポッドに無事たどりつき中に乗り込む
ミッション完了時に報酬を受け取る

無事に脱出ポッドまでたどりつけることができたら晴れてミッションクリアです。報酬としてクレジットや経験値、プライマリ・セカンダリ目標以外の収集した鉱物を受け取ります。


スペースリグにあるAbyss Bar
いろいろな種類の酒を注文して乾杯できる
ジュークボックスで音楽をかけるとドワーフが色々なダンスを披露する

ミッションが終わったあとは次のミッションに備えることになりますが、スペースリグにあるアビスバーという酒場で祝杯を上げてもよし、ジュークボックスで音楽を流して踊り始めてもよし、ミッションの成功を存分に喜びましょう。

アビスバーの酒には次のミッション中にバフなどの効果を得られるものもあるので、ただのおふざけだと思わずに色々試してみて欲しいです。

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データのセーブ

データのセーブについては、武器やカスタマイズの選択をしたり何かしらの操作をするたびにオートセーブされるので特に意識することはありません。


ミッションの本番中に途中セーブするような機能はないので、一度ミッションを始めたなら最後までプレイする必要があります。

プレイ時間

1つのミッションにかかる時間はピンキリです。


最短10分未満程度でクリアできるような場合もありますし、マップがランダム生成ゆえに複雑な地形になっている場合は40~50分程度かかる場合もありますがかなりレアなパターンです。


あくまで感覚値ですが平均して1ミッション20分程度と考えて良いと思います。

ここが面白い

それぞれのクラスの強みを活用すべし

まず一番の特徴はミッションで訪れるマップが自動生成によって毎回ランダムな構成となっており2度と同じ景色を見ることはないこと。それに加えてほぼすべての地形がツルハシやドリルなどで破壊可能であり、自分で道を切り開くことができるという特徴があります。

さらにベースとなるミッションのプライマリ目標8種類に対してセカンダリ目標、ミューテーション(一部敵の集中発生や鉱物の増加のような環境変化)、バイオーム、ランダムイベントの発生などがかけ合わさることで、毎回のプレイ感覚にかなりのバリエーションが生まれるので常に新しい体験をすることができます。


また、各クラスで使える武器やグレネードの種類が違うのはもちろんのこと、それぞれ以下のようなツールを使用できます。

  • ドリラー
    強化型パワードリル:爆速で地形を掘削可能
    サッチェルチャージ:C4爆弾的なもので広範囲を爆破・掘削可能
  • エンジニア
    プラットフォームガン:どこにでも足場を生成可能
    LMGガンプラットフォーム:回収可能で自動照準のセントリーガンを設置
  • ガンナー
    ジップラインランチャー:高所感の移動が便利になるワイヤーを射出
    シールド生成装置:味方のシールドを急速回復し敵を排除できる強力なバリア領域を生成
  • スカウト
    グラップリングフック:自分専用だが機敏な移動が可能なワイヤーフックを射出可能
    フレアガン:輝度が高く照らす範囲の広い強力な照明となるフレアを射出可能



シングルプレイも十分楽しめるとはいえ特にマルチプレイ時にはこのような各クラスの特性やツールを活かした連携をすることでミッションをより効率的かつスムーズにクリアできるようになることから、いかに積極的に協力するかという点が重視されていてCOOPゲームの中でも共闘感が強く味わえるのが特に面白いところです。


また、表面的なやり込み要素には後述するスキンやオーバークロックの収集が該当しますが、実はミッション中の立ち回りを学習していかにスムーズにクリアできるようになるかというプレイヤー側の成長が一番のやり込み要素になっていると感じます。

良いところ

武器やツールなどのカスタマイズ、ビルド

武器やツールなどの選択、カスタマイズが可能

クラス選択だけではなく、武器やツールなどのカスタマイズで好みのビルドを作ることができます。

武器のカスタマイズで自分好みのビルドに
オーバークロックで大幅な性能変更ができるものもある

武器についてはエンドコンテンツとして「オーバークロック」という追加アイテムを装備することで性能変更が可能です。

たとえばダメージを強化する代わりに所持弾薬数の少なさを妥協したり、ダメージを妥協して攻撃範囲を広くしたりというような選択ができます。


オーバークロックにはシンプルに武器の性能を強化するものから、普通のグレネードランチャーが核弾頭を発射するように武器の性質を大きく変化させるものなどがあります。

オーバークロックの入手方法が選択可能

クラスのレベルが25に到達すると昇進してオーバークロックが入手可能

ビルド構築の鍵ともなるオーバークロックの入手方法は、以下のように複数用意されています。

  • 昇進
  • アサイメント
  • ディープダイブ、エリートディープダイブ
  • マシンイベント



昇進は各クラスでランク25に到達した際に可能な周回要素でいわゆるプレステージと呼ばれるものですが、珍しくスキルのリセットなどは一切なく報酬としてオーバークロックが入手できます。


アサイメントは課題として指定されたミッションを一定数クリアするだけで報酬がもらえるもので、昇進を1度でもすれば毎週オーバークロックを入手できる課題がアンロックされます。


ディープダイブ、エリートディープダイブは「プライマリ目標+プライマリ目標の簡易版+複数のミューテーション」のように通常ではあり得ない特殊なミッションを3連続でプレイする高難易度のチャレンジングなコンテンツで、昇進したクラスのみが参加できます。

ディープダイブでは難易度が決まっていて下げることができず、エリートディープダイブでは更に高難易度になっているので、歯ごたえを求めるプレイヤーの需要も十分満たしつつ報酬としてオーバークロックが入手できます。


マシンイベントはミッション中に発生するランダムイベントの一つで、昇進を1度でもしていればイベントを開始することができクリアすればオーバークロックを入手できます。


オーバークロックは総数がかなり多いため収集すること自体がやり込み要素となっていますが、やりたくないコンテンツがあれば無理にやる必要がなく自分にあった入手方法で地道に集めていくことができるのが良いです。

柔軟な難易度選択

現在選択できる難易度はハザード1~5と幅が広く、直近のアップデートではハザード5+(5プラス)というさらに難易度を上げるオプションが追加されており、初心者から熟練の達人まで広く遊ぶことができます。

難易度を上げるほどミッションクリア時の報酬にボーナス倍率がつく仕組みですが、高難易度でしか入手できない素材があったりするわけではないので常に自分の技量にあった難易度を選択してプレイすることができます。


前述のとおりディープダイブ、エリートディープダイブでは難易度変更ができませんが、無理にプレイする必要はないので安心です。

完全無料のバトルパスと豊富なスキン

完全無料のバトルパスシステム

ドワーフたち自身や武器、ツルハシに適用できる豊富なスキンが用意されており、自分のキャラクターをカッコよくも面白くもカスタマイズすることができます。

特にヒゲ関係のスキンは何部位かに分かれていて細かく選択することができるので、それぞれのドワーフとしてのこだわりを主張できます。


スキンの入手方法はゲーム内のショップでゲーム内通貨を支払うことで入手可能なものの他、アサイメントで入手するスキン、オーバークロックとして入手するスキン、Apex Legendsなどでおなじみのバトルパスシステム(本作での名称は”パフォーマンスパス”)などがあります。


アサイメントではプレイヤーランクのレベルアップ時などに新しい課題が増える場合がある他、クリスマスシーズンなど1年を通して定期的に起こるイベントでもらえるスキンを過去分も含めて入手することができます。

バトルパス自体の報酬以外にもコスメティックツリー、武器メンテナンスでもスキン等の獲得が可能

Deep Rock Galacticのバトルパスシステムは驚くことに完全無料で全報酬が獲得可能となっているだけでなく、ミッション中のランダムイベントとして現在のシーズン以外で取り逃がしたスキンを入手可能な機会が用意されているうえ、いつでも過去シーズンのバトルパスに切り替えることもできるようになりました。


このように、今からプレイを始める場合でも最初期から時限的に用意されていたスキンでさえ問題なく入手できるので収集アイテムに対して強迫観念のある方でも安心して自分のペースで遊ぶことができます。

※ただし○周年記念のスキンだけは再配布予定が現状ないので、その点は妥協が必要です。

敵の見た目は十分許容できる

敵は基本的に虫をモチーフにしたような見た目のものが多く、気持ち悪くてプレイできないのではないかと心配な方もいるかと思います。


しかしDeep Rock Galacticの敵はほとんどが可愛げがあると言って良いくらいデフォルメされているので、現実ではアリ1匹でさえ触りたくないほど虫嫌いな私でも嫌悪感を抱くような場面はありません。

至近距離で銃撃したりツルハシを振り回していても全然平気なくらいなのでご安心ください。


どちらかといえば一部のバイオームで目玉がギョロギョロしている箇所があったりするので、集合体恐怖症の人がちょっと気持ち悪いと思う場面が多少あるかもしれません。

必要なのはゲーム本体だけ

ゲーム本体だけで全コンテンツがプレイ可能

昨今のPCゲームでは、コンテンツを余すことなくプレイしたければやたらと高額なDLCの購入が必須という場合が少なくないですが、Deep Rock Galacticの場合に必要なのはゲーム本体だけです。

Deep Rock Galacticでも多数の有料DLCがリリースされているのは確かですが、あくまで見た目を変更するスキンのみが用意されており開発会社を資金面でサポートするのが主目的となっているので、ゲーム本体さえ購入すれば全コンテンツを制限なくプレイすることができます。


ゲーム本体の金額を考えると、プレイ可能なコンテンツ量の多さには異常に高いコストパフォーマンスを感じます。

とにかく処理が軽く、安定したゲーム

グラフィックの面で割り切っている部分があるとはいえゲーム中の処理はとにかく軽く、3DのFPSゲームにしては非常に動作が軽快で負荷の面でのストレスが全くありません。

ミッション開始時のロード時間なども爆速なので、遊びたいときにすぐ遊べます。


また、過去にゲームがクラッシュしたことは一度もないため、高めの難易度や長丁場になってしまったミッションでも変な心配をする必要がなく集中してプレイすることができます。

Rock and Stone

誰もわかっていないと思うし私もよくわかりませんが、マルチプレイ時は何かあったらVキーで行うアクションである「Rock and Stone」を叫んでいると誰とでも仲良くできます。

その他にも飛び交うドワークたちの掛け声やミッションコントロール(PAYDAY2で言うところのナビゲーション役のBAIN)の言葉にはいちいちジョークや皮肉があったりして面白いため、洞窟での採掘という暗く寂しいイメージとはほど遠く明るい現場感があります。

気になるところ

ミッションのプライマリ目標にマンネリを感じる?

ミッションにはさまざまなランダム性があるとはいえ、プライマリ目標自体は9種類で主目的が変わるわけではないことにマンネリ感を覚える可能性があることは事実。

例え話ですがアクション映画なんてどれも悪役が最後に倒されてオシマイで全部一緒じゃんと思ってしまうのなら、飽きが来るのは早いかもしれません。

エンディングはどうあれ、それまでの経緯をどんな風に楽しめるかが大事なんだよって人には向いてます。

脱出ポッドに到達できなければミッション失敗

ミッションからの帰還時に脱出ポッドに制限時間内にたどり着けなかった場合はミッション失敗となるのですが、この緊張感が嫌だと思う人もいるかもしれません。

確かにレアケースとはいえマップがランダム生成ゆえにかなり複雑な地形になっていたり、脱出ポッドがとんでもない位置で待っていたりして焦ることもあるのですが、私が200時間以上プレイしていて時間内にたどり着けなかった記憶はないのでそこまでシビアではありません。

おそらく高難易度では脱出時にスポーンする敵たちがかなりの脅威になるとは思いますが、そのような難易度に挑戦する頃には手慣れたものになっているはずです。

パークの選択肢が狭い?

パーク(perk)選択でもキャラクター性能を変化させることができますが、強パークと弱パークの差が大きく選択肢がやや狭いように私は感じています。

意外とプレイヤーによって選択しているパークは違うので選択肢が無いわけではありませんが、逆に誰も使っていないパークにはしばらくテコ入れがされていないようなので将来のアップデートで統合や強化を期待したいところです。

どんな人におすすめ?

Deep Rock Galacticは以下のような人にオススメなゲームです。

  • COOPのFPSゲームが好き
  • ふざけたりできるバカゲーっぽい余裕も欲しい
  • 長時間遊べるやりこみ要素が欲しい
  • 気軽に遊べるカジュアルさと歯ごたえのある難易度が欲しい



完全ソロや野良プレイヤーとのマルチプレイでも十分遊べるうえ、プレイ時間が200時間を超えていても全てのオーバークロックやスキンの入手には程遠いという状態で十分なやりこみ要素があります。

個人的にはPAYDAYシリーズの未来に失望して移住先を探している方にオススメなゲームだと思っています。


Deep Rock GalacticはSteamから購入可能です。

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