この記事では、Androidスマホで表示された「キャストを実行しています」という邪魔な通知を無効化する方法を説明します。
普段スマホを操作していると突然得体の知れない「キャスト」というアプリが勝手に通知を出してきて、とても邪魔だし気持ち悪いですよね。
この現象はどうもSHARP製のAQUOSスマートフォンで頻発しているらしく、私が使っているスマートフォンもAQUOS sense3 lite(SH-RM12)です。
私が実践した通知を無効化する手順を順番に説明していきますので、一刻も早くこのわずらわしい通知から開放されましょう。
キャストとは?
そもそも「キャスト」とは、スマートフォンに表示されている画面をテレビなどに映すことができる機能を持ったGoogleのAndroid純正アプリです。
Android純正アプリであるということは、ウィルスやスパイウェアのような問題のあるアプリではないのでセキュリティ面での心配はありません。
この「キャスト」というアプリをスマホが自動で実行しようとするため「キャストを実行しています」という通知が出てくるわけです。
しかし、スマートフォンを操作していて頻繁に必要のないタイミングで通知を出してくる挙動は見過ごすわけにはいきません。
はっきり言って「キャスト」の機能を使うつもりのないユーザにとっては、邪魔なうえに無駄なバッテリー消費をしかねない迷惑なアプリなのです。
もしこれからも「キャスト」を使う予定がないのであれば、こんなアプリはさっさと無効化していまいましょう。
いつでも簡単に有効に戻すこともできるので「キャスト」を使いたくなったら有効に戻せば良いだけです。
キャストを無効化する方法
まずスマートフォンのホーム画面を開き、「設定」アプリをタップします。
設定項目の一覧が表示されるので「アプリと通知」をタップします。
アプリの一覧が表示されますが、このままでは「キャスト」アプリは表示されません。
「○個のアプリをすべて表示」という部分をタップします。
アプリ情報というメニューが表示されたら画面右上にある「︙」ボタンをタップすると「システムを表示」と表示されるのでタップします。
ようやく「キャスト」が表示されるのでタップします。
「無効にする」というボタンをタップします。
「このアプリを無効にすると、Androidなどの他のアプリが正しく動作しなくなる恐れがあります。」という脅しのようなメッセージが表示されます。
特に問題は無いのでかまわず「アプリを無効にする」をタップします。
キャストのアイコン右に「無効」という文字が表示されていれば、キャストアプリは無効状態になっています。
おつかれさまです。
「キャスト」を無効化する手順はたったこれだけで完了です。
キャストが無効になっていれば、今後キャストが勝手に起動することはなく当然邪魔な通知もなくなります。
キャストを有効に戻す方法
「キャスト」のアプリ情報ページを開くまでは、上記の無効にする手順と同じです。
このページまできたら「有効にする」ボタンをタップするだけ有効化できます。
もし今後「キャスト」を使うときが来た際には、ここでいつでも有効に戻せることを覚えておきましょう。
無効にはせず、通知だけオフにする方法
今後も「キャスト」を有効活用したいという方であれば、通知は不要だけどアプリ自体の実行は続けていて欲しいという場合もあると思います。
ここでは「キャスト」を無効にせず、わずらわしい通知だけオフにする方法を説明します。
「キャスト」のアプリ情報ページを開くまでは、上記の無効にする手順と同じです。
「通知ON」という部分をタップします。
※画像ではキャストが無効のままですが、予め有効にしておいてください。
「通知の表示」という文字の右にスイッチが表示されるので、タップしてオフにします。
通知の表示がオフになっていると「リクエストに従い、このアプリの通知はこの端末には表示されません」と表示されます。
これで「キャスト」アプリは裏で機能し続けているけど、スマートフォンの操作や表示を邪魔するような通知は出ない状態に設定できました。
おわりに
毎日使うスマートフォンですから、自分の意図しない挙動や邪魔な通知などはしっかり制御して快適に使いたいですね。
今回紹介した「キャスト」の挙動についてはどうも公式では修正される予定もないようなので、少々面倒かもしれませんが自分で設定をして快適な環境を取り戻しましょう!
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