この記事ではハクスラゲーのGrim Dawnにおける取り返しのつかない要素について説明しています。
1キャラクターだけでも膨大な時間をかけてプレイすることになるGrim Dawnですが、ゲーム攻略中には悩ましい選択を迫られるシチュエーションが多々あります。
特に気になるであろうスキルの振り直しなどを始めとして、やり直しの可否を私の思いつく限りピックアップしてみました。
これからGrim Dawnを始めようか迷っている方や、ある程度慣れてきた方もぜひ参考にしてみてください。
新規キャラクター作成
キャラクター名
キャラクター名は後から変更できません。
(複数キャラクターの新規作成、削除は自由にできます)
そのため英単語をベースにするならスペルミスをしないことや、コンセプトのある名前にする場合もよく考えてキャラクター名を決定することをおすすめします。
また、キャラ選択画面での並び順はアルファベット順で変更することはできません。
倉庫キャラは下の方に並ばせておきたいという場合は、キャラクター名の頭に「ZZZ」と半角スペースを必ずつけておくなどの工夫をすると必ず下のほうに倉庫キャラが並ぶようにできます。
「取り返しのつかない要素」は、その名の通り本来はゲーム内でやり直しできない要素たちです。
キャラクター名の決定も例外ではありませんが、直接ゲームプレイに影響する要素ではないこともありもどかしい気持ちになっている方も多いと思います。
以下、外部ツールの話題になるので個人的には非推奨な方法ですが「どうしても」という場合のみ参考にしてください。
2023年現在も”名前だけを変更できるツール”は見当たらず、名前を変更したいだけの場合でもデータを直接いじる外部ツールを使う必要があります。
どうしても変更したいという場合に限りますが、現状は外部ツールの「GD Stash」を使うのが手っ取り早い方法だと思います。
ただし外部ツールの使用にあたっては以下の点などに十分注意してください。
- チートツールともなり得る
- ハクスラゲーとして本末転倒になりかねない
- セーブデータ自体を破壊しかねない
- 必ずセーブデータのバックアップを取る
- 何が起きても自己責任
また、ツールをダウンロードする際は「Crate Entertainment」の公式フォーラムと関係のない怪しいサイトは利用しないようにしましょう(ウィルスなどの被害に遭いかねません)
性別
キャラクターの性別は後から変更できません。
性別によるキャラクターの性能差はなく、外見や掛け声が変わるだけなのでプレイヤーの好みで決定して問題ありません。
男女で体型がだいぶ違うので装備をつけたときの見た目はそれなりに変わりますが、モンスターハンターシリーズのように装備の外見自体が大きく変わることはありません。
モード選択
モード選択のうち以下の2要素は後から変更できません。
- 通常モード
- ハードコアモード
通常モードではプレイヤーのキャラクターが敵に倒されてしまっても最寄りの街からリトライすることができますが、ハードコアモードでは敵に倒された瞬間にそのキャラクターは2度と使えなくなってしまいます。
そのためハードコアモードはハクスラゲー熟練者のなかでも、常に緊張感を味わいたい上級者向けのモードです。
モード選択のなかでも以下の要素はいつでも変更可能です。
- メイン・キャンペーン
- クルーシブル(坩堝)
メインキャンペーンとクルーシブル(別売りDLC)は、いつでも同じキャラクターを使ってどちらのモードでも遊ぶことができます。
ただし「カスタムゲーム」はMOD向けのモードとして独立していて、他モードのキャラクターを使うことはできません。
難易度選択
難易度はいつでも変更可能です。
ここで言う難易度の変更は以下4パターンすべてを指します。
難易度 | ベテラン |
---|---|
ノーマル | オフ |
ノーマル | オン |
エリート | – |
アルティメット | – |
まずノーマルの中で「ノーマル(通常)」と「ノーマル(ベテラン)」を選択できるわけですが、どちらもノーマルには変わりないのでストーリーやクエストの進行状況は共有されます。
ベテランでは敵の耐久力が大幅に上昇し、ヒーロー(中ボス)の出現率が上がる代わりに、通常のノーマルと比べて経験値が10%上昇します。
経験値10%程度のボーナスは誤差程度の恩恵にしかならないので、よほど歯ごたえのあるゲームプレイを求める場合以外は通常のノーマルでプレイするほうが効率は良いでしょう。
またノーマルのキャンペーン本編(DLC含まない)をクリアすると、次の難易度のエリートが選択できるようになります。
前述のとおり難易度はいつでも変更できるので、エリートをプレイしてみて敵が強すぎると感じたらいつでもノーマルに戻して修行し直すことができます。
難易度選択の自由はアルティメットに関しても同様です。
ステータス
属性値
属性値は条件つきで振り直しが可能です。
Grim Dawnでいう属性値とは以下3つの能力値のことで、一般的なRPGで言う筋力、器用さ、知力にあたるキャラクターそのものの性能です。
- 体格
- 狡猾性
- 精神力
条件つきとはどういうことかというと、Grim Dawn本体のみでプレイしている場合は属性値の振り直しができません。
キャンペーン拡張DLC1であるAshes of Malmouth(AoM)を購入して導入している場合に限り、消費アイテムの「再構成のトニック」を使用することで属性値の振り直し(リセット)が可能です。
「再構成のトニック」は、ネメシスと呼ばれる特殊な強敵からのレアドロップや追加キャンペーン以降のクエスト報酬などでいくつか入手することができます。
さらにDLCのクルーシブルの報酬、キャンペーン拡張DLC2のForgotten Gods(FG)の追加クエスト報酬、シャッタードレルムの報酬でも入手可能です。
「再構成のトニック」は一応レアアイテムなので入手頻度は低めですが、無限に入手できるアイテムなのでケチらず適宜使って狩りの効率を上げたほうが良いです。
無駄をなくしたい場合は、装備したいアイテムに必要な分の属性値を割り振ったら残りは少しキープしておいたり、基本は体格に振るようにしておくと良い思います。
マスタリー(スキルポイント)
クラス選択
マスタリーに関して、クラス選択は後から変更することができません。
マスタリーとは一般的なRPGでいう職業やクラス選択のことで、Grim Dawnではソルジャーやデモリッショニストなどのことを指します。
Grim Dawnでは基本的に1キャラクターにつき2つのクラスを選択することになりますが、1つ目に選んだクラスも2つ目に選んだクラスも、1度決定した後に変更する方法はありませんのでよく考えて決定しましょう。
マスタリーレベル
マスタリーレベルは条件つきで振り直しが可能です。
マスタリーレベルはスキルではなくクラス自体にポイントを割り振るものですが、Grim Dawn本体のみでプレイしている場合は一度割り振ったマスタリーレベルを下げることができません。
マスタリーレベルの振り直しは、拡張DLC AoMを導入している場合に限り街にいるスピリットガイドに鉄片(通貨)を支払うだけで実行可能です。
ただし、振り直しできるマスタリーレベルの下限はLv1であり前述のとおりクラス選択自体はやり直しできないので注意してください。
マスタリースキル
マスタリーのスキルポイント振り直しは、Grim Dawn本体のみでプレイしている場合でもスピリットガイドに鉄片(通貨)を支払うだけで実行可能です。
スキルは一括でのリセット方法はなく、1ポイントずつの振り直しが必要です。
ちなみにスピリットガイドに支払う鉄片のコストはキャラクターごとに振り直し回数の累積で徐々に上昇していきますが、たいした負担にはならないので気軽に振り直しできます。(序盤から意図的に数百回繰り返したりしない限り)
祈祷ポイント(星座)
祈祷ポイントは振り直すことが可能です。
祈祷ポイントはキャンペーン途中で祈祷の祠を修復することで得られるもので、キャラクターを強化する星座に割り振ることができるものです。
割り振った祈祷ポイントを1ポイントずつ振り直す場合は、スピリットガイドを利用して1ポイントにつき「鉄片+イーサークリスタル1個」を支払う必要があります。
このときの鉄片コストも振り直し回数の累積によって徐々に上昇しますが、必要なイーサークリスタルの数は常に1個だけです。
鉄片コストの上昇幅はマスタリーの振り直しと同様、なおかつ回数のカウントは別なのでたいした負担にはなりませんが、多数のポイントを振り直す場合はイーサークリスタル集めが若干面倒です。
割り振った祈祷ポイントをすべて振り直す場合(リセット)は、「明晰のトニック」というアイテムを使うことで振り直しができます。
「明晰のトニック」の入手方法は属性値を振り直す「再構成のトニック」と基本的に同じですが、拡張DLC AoMを導入していなくても入手が可能です。
ただしGrim Dawn本体だけでプレイする場合は、入手方法がネメシスからのドロップのみでかなり貴重なアイテムとなってしまいます。
星座の割り振りを大きく変える場合はイーサークリスタル節約のためにも「明晰のトニック」を使ったほうが良いですし、本格的にキャラをいじくるのであればAoMやFGを導入したほうが入手が楽です。
ストーリー、クエスト
Grim Dawnは本体だけでもかなりのコンテンツボリュームがあるゲームですが、拡張のAoMやFGを導入するとそのボリュームはさらに増大します。
ストーリーを進めるにあたり各クエストを攻略していくためにはかなりの時間を要するわけですが、その道中でもかなり悩ましい選択を迫られることが多々あります。
キャラクターの育成方針によって使用したい装備やアイテムに目星をつけている場合は、事前に下調べをしていないと計画が破綻してしまうこともあるからです。
とはいえストーリー進行中に常に選択結果を心配しながらプレイしているとゲーム自体が楽しめなくなるので、数百時間プレイするほどゲームに慣れてから考え始めるくらいが良いと思います。
それでもできるだけ後悔するようなことは避けたいという方のために、私が思い当たる大きめな選択についてピックアップして紹介していきます。
この項目ではストーリーに関係する話題に言及している以上、若干のネタバレを含む可能性があるので気になる方は注意してください。
ストーリーやクエストの選択肢
ストーリー進行中のクエストなどにおける会話の選択肢は、一度選ぶとやり直しができません。
選択の影響範囲はその会話の返答内容が少し変わる程度の場合もありますが、誰かの生き死にを決めるような重く感じる判断が必要なこともあり悩ましいものです。
選択に応じて報酬やもらえるアイテムが変わる場合もあります。
とはいえ選択の結果としてゲームの進行が困難になるような極端なことにはならないので、前述のとおりゲームに慣れるまでは色々な選択肢をその時の気分で試してみるほうが自然にゲームを楽しめます。
また、クエストや会話の選択は各難易度ごと別々に管理されるので、ノーマルで選択した結果が納得いかなかった場合はエリートで選択を変えてみるということができます。
どうしても事前に選択の結果を吟味してから進行させたいという場合は以下の日本語wikiページ
を参考にすることができますが、ストーリー展開など大きくネタバレすることになるのでおすすめはしません。
鍛冶屋選択
キャンペーンのかなり序盤で「二人の鍛冶屋の物語」というサブクエストがあります。
このクエストでは、以下2人の鍛冶屋のどちらかを選択してデビルズクロッシング(最初の街)に勧誘することができますが、選択のやり直しはできません。
- ダンカン
- アングリム
デビルズクロッシングで勧誘した鍛冶屋に話かけると装備などをクラフトできるようになるのですが、鍛冶屋によって特徴が異なります。
その特徴には以下2つの違いがあります。
- 作成できるクラフト装備
- 吹き込み効果(クラフトボーナス)
クラフト可能な装備は以下の
日本語wikiページの表を
吹き込み効果(クラフトボーナス)は以下の
日本語wikiページ「吹き込み効果」の項目を参照してください。
どちらを選べば良いかわからない場合は、とりあえずアングリムを選択するほうがクラフトボーナスに無駄がなく無難です。
また鍛冶屋の選択は難易度ごと別々に管理されるので、難易度ごとに違う鍛冶屋を選択しておけば1人のキャラクターで両方の鍛冶屋を利用することができます。
たとえば以下のような感じで選択します。
- ノーマルではアングリム
- エリートではダンカン
エリートまでの時点で2種類の鍛冶屋が確保できるのでアルティメットでの選択は好みでOKですが、自分が良く使う方にしたほうが難易度切り替えが不要になり便利です。
派閥選択
派閥の選択は条件つきで後から変更ができます。
Grim Dawnには多くの派閥が存在しますが、
- プレイヤーに選択の余地はないが関係のある派閥
- プレイヤーの選択によって関係が変わる派閥
の2パターンがあります。
派閥の選択可能回数
派閥の選択は難易度ごと別々に管理されるので最大2回は変更が可能ですが、最後に選択した派閥が最終決定としてみなされることに注意が必要です。
派閥の選択はアカウントごとではなく、キャラクターごとに管理されます。
たとえばGrim Dawn本体のメインクエストで選択することになる「カイモンの選民」と「死の目醒め修道会」を例にすると…
ノーマルでは「カイモン」、エリートでは「死の目醒め」、アルティメットでは「カイモン」と順番に選択した場合は「カイモン」の派閥が最終決定となり、それ以上変更することはできません。
派閥の名声ポイント
派閥の名声ポイント(メーター)は、アカウントごとではなくキャラクターごとに管理されます。
倒した敵の種類やクエストの選択肢によって名声ポイントが上下することがありますが、獲得ポイント数に制限はないのでプレイを継続していれば必ず最大値まで溜まります。
派閥選択の判断基準
派閥選択の判断基準は、基本的に
- 選択する派閥ショップで購入できる限定装備と増強剤
- 敵対することになる派閥のネメシス(ボス)がドロップするMI品
が欲しいかどうかを考えることになります。
派閥装備やMI品まで考え始めるとかなり詳細な話になってくるので、これも慣れてから考える程度で良いと思います。
ただし派閥装備や増強剤はソウルバウンド(キャラクターにひも付き、トレードや共有倉庫に入らない)であり、他のキャラクターに移すことはできないので、絶対に使いたいものがある場合は選択を間違えないようにしましょう。
以降の項目で選択が必要な派閥について、個別にピックアップして紹介します。
カイモンの選民、死の目醒め修道会
一番最初の派閥選択はメインクエストの中盤あたりの「ホームステッド」で、以下2派閥のどちらかを選ぶ必要があります。
- カイモンの選民
- 死の目醒め修道会
「カイモン」か「死の目醒め」かの選択であれば、やはり使いたい増強剤があるかどうかを基準に考え
- 火炎、雷、物理系のビルドを組むなら「カイモン」
- 冷気、生命、カオス、イーサー、ペット系のビルドを組むなら「死の目醒め」
くらいの感覚で選択して良いと思います。
詳しく吟味したい場合は以下の日本語wikiページを参考にしてください。
拡張DLCであるAoMやFGが導入済みの場合は追加される派閥の増強剤が優秀であり、「カイモン」や「死の目醒め」に世話になる機会は少ないので選択を後悔することはあまりないです。
また「カイモン」と「死の目醒め」に関しては、敵対派閥のMI品についてもDLCクルーシブルやFGのシャッタードレルムで出現するネメシスから入手が可能なのであまり悩む必要はないでしょう。
追放者
メインストーリー後半「アイコン砦」のサブクエストで「アナステリア」と敵対するかどうかを選択することになります。
この派閥選択はサブクエストで発生するものなので、選択が難しい場合は決心するまで触れずに保留しておくことも可能です。
派閥の選択は「カイモン」「死の目覚め」のとき同様に、友好・敵対のどちらが自分の欲しいもの(派閥装備、増強剤、MI品)を入手できるかで決定してください。
追放者と敵対したときのみ入手可能なMI品については、DLCクルーシブルやシャッタードレルムでは入手できないので、気になる場合は以下の日本語wikiページを参照してください。
特殊な入手条件が設定されているアイテムはあるか?
派閥装備や増強剤はキャラクター間で移動できませんがMI品は移動できるので、MI品のトレハン用に1キャラクターだけ敵対しておき、他は友好にするという考え方もあります。
バロウホルム
拡張DLCのAoMで追加される派閥です。
DLCストーリーのメインクエストで敵対するかどうかを選択する必要があり、難易度ごとに選択変更が可能です。
こちらは選択しないとストーリーを進行できないので悩ましいところですが、目当てのMI品が明確に決まっていない場合は友好派閥としておくのが無難です。
細かい話をすると「追放者」と同様に敵対するのはMI品の回収用に1キャラクターいれば十分なのですが、友好にした場合にしか入手できないMI品であるラヴァジャーの「破壊者の恐視」のバリエーション数を考えると必然的に友好を選択するキャラクターを増やすことになると思います。
特殊な入手条件が設定されているアイテムはあるか?
ビスミール、ドリーグ、ソレイル
拡張DLCのFGで追加される三神の派閥です。
DLCストーリー開始直後くらいのメインクエストで以下3つから1つを選択する必要があり、やり直しはできませんが難易度ごとに違う選択が可能です。
- ビスミール教団
- ドリーグ教団
- ソレイル教団
これら3つの派閥は少し特殊でどの派閥を選んでも原則すべての派閥装備や増強剤が利用できます。
※メダル用増強剤の設計図については後述のリンク参照
選んだ派閥は名声ポイントが上がりやすくなり、派閥によってクエストの内容と場所が変わることから入手しやすいMI品が変化します。
また、「カイモン」や「死の目覚め」のように選ばなかった派閥が敵対になることはなく名声ポイントも下がらないので、難易度ごとに選択を変えてもメインで所属する派閥が変わる程度のイメージになります。
結論としてはあまり選択を悩む必要はないですし、初めてのプレイであれば以下のように難易度ごとに派閥を変えると全派閥のクエストを経験することができます。
- ノーマル:ビスミール
- エリート:ドリーグ
- アルティメット:ソレイル
2キャラ目以降ではMI品やメダル用増強剤の設計図の回収を考えて、難易度ごとに選んでいない派閥を選択するほうが効率的でしょう。
詳しくは以下の日本語wikiページを参照してください。
マルチプレイ時の注意
ソロプレイ時であればこれらの選択は自分なりに考えて選択すればOKですが、注意が必要なのは原則としてマルチプレイ時はホストの選択が他のプレイヤーにも強制されるという点です。
そのため、ストーリーやクエストの選択は基本的にホストが選択した時点で、他のプレイヤーも同じ選択をしたとみなされ進行します。
派閥選択には要注意
たとえば「カイモン」か「死の目覚め」を選択するシチュエーションでは、マルチプレイ中でもなぜか各プレイヤーごとに個別に選択をすることができます。
ただしホストが「カイモン」を選択して参加プレイヤーが「死の目覚め」を選択していると、ストーリー途中の道にいるカイモンのNPCが参加プレイヤーだけを敵派閥として攻撃してきます。
※逆にホストが「死の目覚め」、参加プレイヤーが「カイモン」の場合も同様に参加プレイヤーだけが攻撃されます。
ホストと逆の派閥を選択した参加プレイヤーは
- 余計な戦闘をする必要が発生すること
- 派閥クエスト(サブクエスト)を一緒にプレイできないこと
には注意が必要ですが、ゲームの進行が若干面倒になる程度なのでそこまで神経質になる必要はありません。
難易度ごとに「カイモン」か「死の目覚め」かの選択を変更する場合も、恐らくプレイヤーごとに選択が可能です。
追放者、バロウホルムには特に注意
しかし、その他の「追放者」「バロウホルム」の選択には更に注意が必要です。
私の実体験として困ったことに以下のことがあります。
- Step1ホスト、参加プレイヤー:難易度ノーマルでバロウホルムと友好
通常どおりホストが友好を選択した瞬間に、参加プレイヤーも友好になります。
- Step2ホスト、参加プレイヤー:難易度アルティメットでバロウホルムと敵対を決意
バロウホルムのMI品が欲しくなり、難易度アルティメットでは敵対に変更することを決意しました。
- Step3ホスト:難易度アルティメットでバロウホルムと敵対を選択
ホストの選択は通常どおり優先され、無事にバロウホルムと敵対に変更が完了します。
- Step4参加プレイヤー:難易度アルティメットでバロウホルムと友好(強制)
ホストが敵対を選択した瞬間に、参加プレイヤーには一切の選択猶予がなく何故か友好を選択したものとみなされ難易度アルティメットでの選択権が奪われました。
ホストの選択が優先されるのであれば、ホストが「敵対」を選択すれば参加プレイヤーも「敵対」になると考えるのが普通だと思いますが、なぜか「バロウホルム」ではそのような一貫性がありませんでした。
恐らく「追放者」との友好・敵対の切り替えをする場合も同じ事件が発生してしまうと思います。
以上のことから、派閥選択に限らずゲーム進行上で参加プレイヤーにとって大事な選択がある場合はマルチプレイではなくソロプレイで該当箇所を進行させてから進行度を合わせて合流し直すことをおすすめします。
三神の教団も一応注意
拡張DLCのFGにおける三神の教団の選択ついては、マルチプレイ時でもホストではなく各プレイヤーに委ねられます。
ただ教団の選択後のストーリーはメインクエストにつながっているので、恐らくホストと参加プレイヤーで違う選択をしてしまうと同時に進行することができなくなるはずです。
そのためマルチプレイ時に一緒にストーリー進行をしたい場合は、ホストと同じ教団を選択するようにしましょう。
アイテム
消費アイテム
以下のような消費アイテム類はレア度の高低や入手の面倒さに違いはありますが、無限に入手可能なアイテムなのでトレハン効率を上げるためにもどんどん使っていきましょう。
- 鉄片(通貨)
- 治癒薬、精神の霊薬
- コンポーネント全般
- スクラップ
- ダイナマイト
- イーサークリスタル、イーサーのかけら
- スケルトンキー
- オイル等の一時バフアイテム
- 増強剤
- 設計図(クラフト)
特にコンポーネントは装備アイテムに使用することで大幅に強化することができ、付け替えたくなったら発明家に鉄片を支払いはずすこともできます。
※装備かコンポーネントのどちらかを選択して失うことに注意
また、以下の仕様がある未習得クラフトの設計図は入手したらすぐに使用しましょう。
- 未習得クラフトの設計図がドロップしやすくなる
- クラフトの習得状況はキャラクターごとではなくモードごとに管理される
※モードの違いは通常モード、ハードコアモード、カスタムゲームの3つに分かれます。
ちなみに増強剤を装備に使用すると、装備がソウルバウンドになります(キャラクターにひも付き、トレードや共有倉庫に入らなくなる)が発明家に鉄片を支払えばいつでも増強剤を除去できるので何度でもやり直し可能です。
装備アイテム
Grim Dawnでは入手機会の限られる装備アイテムがあります。
「ストーリーやクエストの選択肢」の項目でも触れたように、クエストの選択肢によって報酬としてもらえるものが変わるものや、派閥選択が必要な派閥装備や一部のMI品もその1つです。
実はそれら以外にも特定の場所で特定の行動をすると入手できるような装備アイテムが存在します。
すべてを把握しようと思うと膨大な数になるので網羅はできませんが、基本的に以下のようなプレイ中に繰り返す通常行動で入手する装備は何度でも入手可能なものです。
- 雑魚敵やボスを倒した
- 宝箱を開いた
- 祈祷の祠の修復をした
- モンスタートーテムを攻略した
逆に入手機会の限られる装備というのは、”特定の場所で普段とは違う何かを調べたときに不意に入手した見慣れないもの”がほとんどです。
ものによっては難易度アルティメット限定で1キャラクター1つしか入手できないうえに、装備性能の補正値の幅が大きいものがあったりして悩ましいものです。
しかし基本的にはシークレットクエストと呼ばれるゲーム本編クリア後のお楽しみ要素に関わるものが中心であり入手条件も特殊だったりします。
普段からよほど変な寄り道をしたりしていなければ通常プレイでは関わることもないので、そこまで神経質に考えなくても大丈夫なはずです。
心配であれば怪しい装備はとりあえず倉庫に入れておくのも良いですが、きっと倉庫がすぐにパンパンになってしまうのでほどほどに。
以下のものはシークレットクエストではありませんが、入手方法が特殊です。
以下4つがシークレットクエストです。
コメント