この記事ではGTA5におけるカヨペリコ強盗のフィナーレについて、仕様変更後でもメインドック侵入時に隠密攻略できるルートを紹介します。
仕様変更後のメインドックでその他の略奪品を回収しようとしたときに、かなりの難易度上昇に困ったプレイヤーは多いのではないでしょうか?
たとえばメインドックに「白粉」があるのに難しいから行けないと思っていた方も、今回のルートに慣れてしまえ落ち着いて回収に向かえるはずです。
数十回のリトライを繰り返した試行錯誤の結果、安定して隠密攻略できるルートが確立できたのでぜひ参考にしてください。
メインドックへ向かう理由
メインドック侵入時の「その他の略奪品」回収については、隠密時のバレる判定についてかなり曖昧な点が多くそれに対処する難易度も高めなため、ある程度はGTA5に慣れたプレイヤー向けになってしまいます。
あえてメインドックに向かうとすれば、以下3つの理由に当てはまる場合くらいでしょう。
- 飛行場では現金しか回収できない
- 飛行場では略奪品バッグが一杯にならない
- 入手金額の高い「白粉」を厳選して回収したい
とにかくカヨペリコ強盗を簡単に攻略したい場合は、メインドックではなく飛行場を経由してルビオの屋敷に向かう攻略ルートである以下の記事を参考にしてください。
前提条件
メインドック侵入の場合でも、使用する作業用の乗り物や武器などフィナーレでの選択は飛行場経由の場合と同じです。(いずれにせよ最終的にルビオの屋敷に向かうため)
- ロングフィン・パワーボート
- アグレッサー
・アサルトショットガン
・マシンピストル - サプレッサー
これから紹介する攻略ルートはカヨペリコ強盗開始直後にメインドックへ向かうことを前提としていて、特に最初の警備車両(ウィンキー)を処理するまでをスムーズに進めないとすべてのタイミングがズレるので注意してください。
先に飛行場に向かってからメインドックを経由することも可能ですが、その場合は警備車両の位置に注意する必要があるので記事後半で詳しく説明します。
攻略ルート
以下の画像で攻略ルートの全体像とポイントを示しているので、ざっくりと動きのイメージをしておいてください。
ここからは画像と共に攻略ルートの詳細な解説をしていきます。
カヨペリコ強盗を開始したら、ロングフィン・パワーボートで正面のメインドックに全速力で向かいます。
メインドックに侵入し始めるくらいでスピードを下げながら、港の左奥の壁に近づいていきます。
※全速力のままだと前方のガスタンクに突っ込んで爆発します。
港の壁にボートの左側をこすりつけるように密着させて、運転席の位置を左にある木の柱と同じくらいの場所に合わせてボートを停めます。
※木の柱から離れると周りの木が邪魔でかなり足止めされます。
ボートを降りて木の柱に向かって港によじ登り、すぐ右に向かいます。
※水に落ちてしまってもジャンプでよじ登れます。
ガンスタンクの左前方を目指して進みながら、一人称視点に切り替えてマシンピストルを手に持ってください。
※三人称視点のままでも大丈夫ですが、このあとの地形で足を取られやすくグダグダになりがちです。
正面のコンテナに向かって進み、コンテナの右前方に一歩だけ進んだ場所で立ち止まります。
正面の櫓(監視塔)の一番上にいる警備員を先にヘッドショットで倒し、次に下にある監視カメラを破壊します。
※監視カメラはある程度近づかないと描画されず、この位置でようやくギリギリ見えるくらいの距離です。
すぐに右を向き、ボロボロの車両やその他の機材に触れないように隙間を通って前に進みます。
白いラインの入った青いドラム缶2つを載せた荷台が見えるので、その右側あたりで立ち止まります。
監視塔のほうを向いて右から来る警備車両を待ち構えます。
※この位置にいる間は、こちらから撃たない限り警備車両の視界には入りません。
警備車両が奥にある白い木と重なるくらいの位置で運転手の警備員を倒します。
警備車両を倒したら後ろを振り返り、メインドック奥側の小屋に向かいます。
メインドック奥側の小屋で「その他の略奪品」2箇所を回収します。
小屋から出るときは武器をしまって非武装の状態にして左からヴェティルが来ていないか一応注意しながら、前方の桟橋のほうへ向かいます。
※この後の白丸警備員の前で武器を向けても実はバレなかったりしますが、急にバレるようになるかもしれないので一応非武装にします。
桟橋にたどりついたら、白丸警備員に接触しないように桟橋の上を進んでいきます。
もし警備車両(ウィンキー)を倒していない場合は、桟橋の角で途切れる木の隙間からの視界に一応注意してください。ヴェティルの視界は角度的に通らないはずです。
左前方にある細い木の柱を目印に左側に向かい、青いコンテナの左側にある隙間に進みます。
左側のコンテナに沿って左に進み、細い木の柱の前で立ち止まります。
奥に見える監視カメラをマシンピストルで破壊します。
武器をしまって非武装の状態にして、左側から来る警備車両に注意しながらメインドック手前側の小屋に入ってください。
小屋に入ったら金網の前でいったん立ち止まり、すぐにカッタートーチは使わずにミニマップで警備員の位置を確認します。
※金網の前に立っていれば警備車両等にバレることはありません。
ミニマップで警備員を示す赤丸が右上のほうに進んでいくのを確認し、視界が長方形に向いていて赤丸が長方形の辺と接触する直前のタイミングでカッタートーチを使って金網を開けます。
※この警備員だけは異常に高感度で厄介な挙動をするので、記事後半でくわしく解説します。
小屋の奥の2箇所で「その他の略奪品」を回収します。
※金網を開けたあとは走って音を立てたりしても警備員にバレることはありませんが、机の上に乗ると隙間から視界が通るので絶対に乗り上げないでください。
回収が終わったら小屋の中から見て左側にあるドラム缶付近を通り、右側から来る警備車両に注意しながら青いコンテナのほうへ戻ります。
再びコンテナの間をとおり前方の船着き場に向かって進んでいきます。
巡回する白丸警備員と接触しないよう気をつけながら停まっているディンギーに乗り、メインドックからルビオの屋敷に向かいます。
ディンギーに乗ったあとは白丸警備員の視界に入っても、壁にぶつかったりしても問題ありません。
くわしい解説
ここからは、メインドック侵入時の攻略ルートを考えるにあたって厄介だったポイントをくわしく解説していきます。
2台の警備車両は脅威
カヨペリコ強盗フィナーレで侵入時に巡回する警備車両には以下2種類が存在し、どちらも警備員の死体(警備車両のドライバー含む)を発見します。
- ウィンキー:いわゆるジープのような警備車両(複数台で各所を巡回)
- ヴェティル:やや大型な軍用トラック(1台のみで各所を巡回)
そして警備車両の出現パターンには以下2種類があります。
- ウィンキーのみが巡回する
- ウィンキーとヴェティルの両方が巡回する
どちらのパターンになるかはランダムで、その回のカヨペリ強盗自体をキャンセルするかクリアするまでは何回リスタートしても変化しません。
メインドック侵入時の警備車両の巡回経路は上記画像のとおりで、経路を1周してまったく同じ位置にくるまでの時間はウィンキーで約2分10秒程度、ヴェティルで約5分程度となっています。
ウィンキーがほぼ全域を往復巡回するうえ、ヴェティルも存在するパターンでは巡回経路が重なることもあり、攻略ルートで示した場所でウィンキーを倒してしまわないとかなり難易度が高くなるのがわかると思います。
※攻略ルートのとおり監視カメラの破壊が前提であり、どんなに遅くともメインドック奥側の小屋前までに倒さないとヴェティルにバレるリスクがあります。
もしウィンキーを倒していない場合、メインドック奥側の小屋内で「その他の略奪品」を回収する際には右側の略奪品の中心から右奥以外は視界が通ってバレるので最大限の注意が必要になります。
左側の略奪品を回収している間もウィンキーの視界は通りますし、小屋からの脱出時も金網付近にいるとバレるのでウィンキーがいなくなるまで右奥で待機する必要があり非常に面倒です。
※逆にヴェティルの視界は小屋内まで通らないので気にする必要はありません。
ちなみに、ウィンキーを倒したあとは警備員の視界にだけ注意すればヴェティルを倒してもバレるリスクはありませんが、わざわざヴェティルを待って倒すよりも速やかにメインドックから脱出したほうがスムーズです。
透視する監視カメラ
上記のウィンキーに加えて厄介なのが、メインドック奥側の小屋(その他の略奪品)を透視する監視カメラの存在です。
この監視カメラの視界が小屋に重なっている間は小屋の金網に近づくだけでもバレますし、ウィンキー同様に小屋右側の略奪品の中心から右奥にいないとバレます。
小屋左側の略奪品については窓があるので視界が通るという理屈はまだわかりますが、小屋の出入り時は左右関係なくバレるので、攻略ルートで示したとおり最初に破壊しておくのが安心です。
高感度な警備員
メインドック手前側の小屋付近を往復する警備員もなかなか厄介です。
プレイヤーが小屋内の地面を歩いている限りこの警備員の視界が通る位置は無いのですが、なぜか金網を開けるためにカッタートーチを使用した瞬間を感知できる位置があります。
カッタートーチを使ってもバレないのは、警備員が上記画像の位置にいてなおかつ小屋側を向いていないときだけです。
そのためミニマップ上で警備員の赤丸の位置が地形の長方形と接触する寸前くらいのタイミングで、カッタートーチを使うのが一番バレる心配がないわけです。
カッタートーチを使ったあとは以下のような行動でバレることは無いので安心して行動できます。
- 金網の開閉
- モノにぶつかる
- 走る
- 略奪品の回収
※”警備員が小屋から離れて小屋側を向き立ち止まったタイミング”でカッタートーチを使った場合でも、なぜかバレないことがありますがほとんどの場合バレるので安定しません。
※この警備員を先に倒してアサルトショットガンで死体を隠すこともできますが、移動がかなり面倒でその間に警備車両に見つかるリスクのほうが高いのでオススメしません。
警備車両などの出現タイミング
警備車両はカヨペリコ強盗が始まった瞬間から出現して巡回を開始しますが、警備員や監視カメラは各エリアに近づいたときに初めて出現し巡回を開始します。
この仕様により、たとえば以下のようなことが起きます。
- 最初からメインドックに向かった場合、警備車両や警備員はいつも同じ位置にいる
- 飛行場を経由してメインドックに向かった場合、かかった時間によって警備車両はランダムな位置に移動しているが警備員はいつもと同じ位置にいる
そのため今回の攻略ルートを活かして警備車両(ウィンキー)を最速で処理するつもりであれば、最初にメインドックに向かうほうが同じタイミングで処理ができてスムーズです。
コメント