この記事ではGTA5の2022/12/13アップデートで実装された移動型ビジネス拠点であるペーパーラボでの稼ぎ方について説明します。
ペーパーラボはビジネスを始めるまでがややこしいのですが、1度準備を済ませて稼働開始さえしてしまえば優秀な稼業となります。
記事は上から下に向かって順番に実行していけばスムーズに進むように書いているので、ぜひ参考にしてください。
ペーパーラボの概要
ペーパーラボの基本的な仕組みは地下基地とほとんど同じで、トラックで移動できるようになった地下基地という感じです。
ペーパーラボでやることは簡単に言えば以下の通りです。
- 原材料を調達する
- ペーパー生産ブーストをする(日本時間の16時=午後4時更新)
- 時間の経過とともに原材料が在庫に変化していく
- できあがった在庫を売却する
見てわかるとおり、一連の流れは地下基地と共通しています。
違うのは「ペーパー生産ブースト」の存在くらいですが、これも1日に1回の作業で済むものです。
(ペーパーラボの中でキーボードのキーもしくはコントローラーのボタンを1回押すだけ)
※ブーストの効果については記事の後半で説明します。
地下基地やナイトクラブなどと同様に時間経過で在庫が積み上がり売却時の利益が増えていくということは、それらと並行してペーパーラボを稼働させることで時間あたりの利益を更に増やすことができるということです。
事前準備や必要な資金
ざっくり見積もって最低120万ドル程度は自由にできる資金を確保してからペーパーラボに手を出してください。
その内訳は以下のとおりです。
項目 | 価格 |
---|---|
ペーパーラボ機材の設置 (前提ミッションクリアの場合) | 750,000 |
機材アップグレード (要フーリガンのジョブ10回クリア) | 250,000 |
原材料購入 | 60,000 |
在庫売却用バイク(マンチェススカウトC) 性能面のフルカスタム | 約80,000 |
上記費用の合計は約114万ドルで、これがペーパーラボを効率的に稼働させるうえで必要な初期投資だと思ってください。
ちなみに前提ミッションのクリアが面倒な場合は、ゲーム内インターネットのウォーストック・キャッシュ&キャリーでMTL ブリッケード6×6(ペーパーラボ機材設置済み)を購入することができます。
この場合は前提ミッションをクリアする手間を省ける代わりに購入費用が145万ドルなので、70万ドル割高な初期投資が必要となり合計費用は約184万ドルになります。
ただしフーリガンのジョブ10回クリアは省くことができないので資金で解決することはできません。
前提ミッション
ペーパーラボの運用において一番面倒な要素になり得るのがこの前提ミッションです。
前提ミッションは大きく分けると3種類あります。
- 「最初の一服」シリーズの全6ミッション
- 準備ミッション:ペーパーラボ器材
- フーリガンのジョブを10回
ペーパーラボ稼働の条件
まず、ペーパーラボを稼働するためにクリアが必要となるミッションが「最初の一服」シリーズの全6ミッションと「準備ミッション:ペーパーラボ機材」です。
最初の一服 全6ミッションクリア
「最初の一服」はロン(マップ上アイコン「R」)からの電話で始まり、以降ダックス(マップ上「D」アイコン)に引き継がれる全6つコンタクトミッションです。
ドゥームズデイ強盗のような緊張感はなく、ミッションの難易度は多少歯ごたえがある程度でまとまったプレイ時間が必要なくらいです。
とにかく各ミッションの指示どおりに行動していれば、どこかで詰んだりすることはないはずです。
また奇抜なストーリーがあるものなので、GTAの世界観が好きな方であればミッションのプレイ自体は苦になるものではないと思います。
準備ミッション:ペーパーラボ機材
「最初の一服」ミッションを全6つクリアすると、次にこちらの準備ミッションを完了させることになります。
この準備ミッションは、マップにアイコン表示された倉庫内でちょっとフォークリフトを操作してトラックを運転するだけで終わります。
なぜか1人でプレイする必要がありますが所要時間も10分程度だと思うので、ペーパーラボ稼働開始の仕上げという感じでサクッと完了させましょう。
ペーパーラボ設置の購入
準備ミッションを完了させることで、フリークハウスに駐車してあるブリッケード6×6にラボ機材を設置することができます(75万ドルで購入)。
これで初めてペーパーラボの稼働が可能になるわけです。
前提ミッションを省略したい場合
前述のとおり上記2種類のミッションのプレイが面倒だという場合は、ウォーストックで直接MTL ブリッケード6×6を145万ドルで購入することでいきなりペーパーラボが稼働可能になります。
ペーパーラボ効率化の条件
残念ながらペーパーラボを稼働させただけでは、稼ぎの効率は悪いままです。
稼ぎの効率を良くするためには「機材アップグレード」を購入する必要があるのですが、これを購入するために必要な条件となるのが「フーリガンのジョブを10回クリア」です。
どのくらい効率が良くなるのかは記事の後半で詳しく説明しますが、効率を考えれば必須なアップグレードなのでやるしかないのです。
フーリガンのジョブ
フーリガンのジョブはゲーム内のスマホの連絡先から「ダックス」に電話をかけることで開始できるフリーモードでのミッションです。
ミッション内容は以下の5つからランダムで選択されます。
- 御破算
- ヘビーメタル
- リモートワーク
- 上空からの散布
- 流動資産
いずれのミッションもやや難易度が高めで所要時間も長い印象なので、最低でもクルマ(装甲)を用意するかコサトカのスパローやハンジャール等の無限にミサイルの撃てる武装車両を駆使したほうが楽です。
なかでも「御破算」での戦闘が辛すぎるだとか、「上空からの散布」で必要な飛行機の操作が苦手だという場合は、ミッション内容を見てからセッション変更をしてミッションを再抽選することもできます。
個人的に比較的簡単なのは「リモートワーク」だと思うので、これが出たらそのままクリアしたほうが良いです。
ミッション途中で確定で手配度がつく場合がありますが、レスターの手配度消しは使えないのでテラーバイトや機動作戦センターを用意しておき中に入ると手配度消しができて時短になります。
一番気をつけるべき点としてフーリガンのジョブはクリア後のクールダウンタイムが現実時間の48分間となっているので、1日1回ずつでもコツコツとクリアしていく必要があります。
ペーパーラボ関係で一番面倒な要素と言っても過言ではありませんが、利益最大化のために頑張りましょう。
機材アップグレード購入
フーリガンのジョブ10回クリアが終わったら、速攻でフリークハウスに駐車してあるペーパーラボに機材アップグレードの購入(25万ドル)を完了させましょう。
このアップグレードはペーパーラボ横にいるモヒカンメガネのマットに話しかけ、
ペーパーラボをカスタマイズ
↓
ペーパーラボアップグレード
↓
ペーパーラボ機材
↓
機材アップグレード
と辿ることで購入できます。
ペーパーラボはこの機材アップグレードをしていないと正直ゴミ同然なので、稼ぎの効率を求めるのであれば必ずアップグレードを完了させてから次の原材料調達に進んでください。
原材料の補充
ここからようやくペーパーラボ自体の運用方法の説明です。
製造した在庫を売却することで初めて利益が出るペーパーラボですが、在庫を製造するためにはその原材料が必要なわけです。
この原材料は調達ミッションをクリアすることで調達することも可能ですが、お金を払って購入するほうが圧倒的に効率が良いのは地下基地と同様です。
原材料の調達ミッション
原材料の調達ミッションをクリアすることで得られる原材料の量は、原材料ゲージの25%だけです。
つまり調達ミッションを4回クリアすることで、ようやく原材料ゲージを満タンの100%にすることができるということです。
調達ミッションそのものが好きでプレイする分には構いませんが、稼ぎの効率を考えた場合はかなり非効率的です。
原材料を購入する場合
原材料を購入する場合は、ペーパーラボ内にいるマットに話しかけることで購入できます。
いちいちペーパーラボの中に入るのが面倒な場合は、スマホの連絡帳からマットに電話することでも原材料を購入することができます。
地下基地と同じ仕組みで購入後フリーモードに10分間連続して滞在するだけで原材料の残量に関わらず必ずゲージの満タン100%まで補充されます。
原材料の残量によって購入金額が上下する点も地下基地と同じです。
原材料残量 | 購入費用 |
---|---|
80~99% | 12,000 |
60~79% | 24,000 |
40~59% | 36,000 |
20~39% | 48,000 |
0~19% | 60,000 |
たとえば原材料の残量がちょうど79%になった瞬間に購入をすると、80%の場合と残量は1%しか違わないのに12,000ドル高い補充費用がかかってしまうのであまり細かく購入していると損をします。
ですので、ペーパーラボの場合も地下基地と同じように100%の原材料が在庫製造に消費されてゼロになったら原材料を購入し直すというサイクルで十分です。
在庫の売却額と製造に必要な時間
原材料の補充が完了したら次は在庫が製造されるまで待つ時間になるわけですが、ここで機材アップグレードをしているかどうかで大きな差が生まれます。
機材アップグレード有無の比較
原材料が最大値の100%からゼロになるまでで製造できる在庫の売却額と必要な時間は以下のとおりです。
機材アップグレード | 売却額 | 在庫数 | 在庫の製造時間 |
---|---|---|---|
なし | 74,250 | 50 | 1時間52分30秒 |
あり | 209,500 | 100 | 2時間30分 |
地下基地同様に機材アップグレードをしているのに在庫の製造時間が遅くなっているように見えるかもしれませんが、在庫1個を製造する過程に着目するとそのからくりが理解できます。
機材アップグレード | 売却額 | 消費原材料 | 製造時間 |
---|---|---|---|
なし | 1,485 | 2% | 2分15秒 |
あり | 2,095 | 1% | 1分30秒 |
つまり機材アップグレードが在庫1個製造に与える影響は、
- 売却額が約1.41倍
- 消費する原材料が半分(製造可能数が2倍になる)
- 製造にかかる時間が約66%(2/3)に短縮
これだけ機材アップグレードがプラスに働くわけで、得られる利益額も3倍近くなるのでアップグレードの影響はとてつもなく大きいのがわかります。
ペーパー生産ブーストの使用
ここからが地下基地とは違って少しややこしそうに見える要素である「ペーパー生産ブースト」の話になります。
とはいえ実は単純な仕組みなので、これから説明する内容で十分理解できると思います。
ペーパー生産ブーストをする方法
ペーパーラボの車内でキー(ボタン)1回の操作をするだけです。
ブーストのために支払い等の必要は一切ないのでブーストすれば得だし、しなければ損という単純なことです。
ペーパー生産ブーストの仕様
- 在庫製造にかかる時間が50%(1/2)に短縮
- 効果は日本時間の当日16時~翌日の15時59分まで
- ただし在庫製造80個の時点でブーストが終了する
つまり現実の1日に1回ブーストの操作をするだけで、最大24時間は製造時間短縮の恩恵が得られるということです。(在庫の製造可能数や売却価格の上昇はない)
しかもこの時間短縮は機材アップグレードの効果と同時に発揮されるので影響はかなり大きいです。
ペーパー生産ブーストの効果範囲
ただし、在庫製造80個でブーストが終了するという点が少し話がややこしくなる要素なので以下の条件で在庫製造時間がどう変化するか見てみましょう。
- 機材アップグレード済み
- 原材料100%を在庫製造に使う
- ブーストは16時をまたがずに1回だけする
まず在庫1個あたりの製造時間について確認します。
状態 | 製造時間 |
---|---|
アップグレードなし | 2分15秒 |
機材アップグレードあり | 1分30秒 |
機材アップグレードあり +ペーパー生産ブースト使用 | 45秒 |
しかし前述のとおり機材アップグレード済みの場合に原材料100%で製造できる在庫数は100個ですから、ペーパー生産ブースト効果のある在庫数80個と比べると在庫20個分の乖離があります。
そのため今回仮定した条件の場合は
- 在庫80個分までは1個:45秒で製造
- 残りの在庫20個分は1個:1分30秒で製造
となることを理解する必要があります。
つまりブースト使用が1回のみであれば、機材アップグレード済みで原材料100%が在庫100個になるまでの製造時間は以下のようになります。
在庫数 | 製造時間 |
---|---|
在庫80個まで | 45秒×80個=1時間 |
残り在庫20個 | 1分30秒×20個=30分 |
合計在庫100個 | 1時間30分 |
このように細かい話を見ると面倒くさそうに見えるかもしれませんが、ブースト自体には何もコストがかからないわけですから毎日1回とりあえずブーストしておくくらいの感覚で問題ありません。
ペーパー生産ブーストの有効活用
ペーパー生産ブーストの更新時間は日本時間で16時のため、たとえば休日などで16時前に1回ブースト、16時後にもう1回ブーストをすることで合計在庫160個分の製造時間を1/2に短縮することもできます。
※もちろん前日にブースト効果を消費していた場合は16時まで更新されません。
GTA5をプレイ中に16時をまたいでしまうとブーストの更新ができないようなので、その場合は一度セッション変更をするかゲーム自体を起動し直す必要があるようです。
在庫売却
売却用バイクのアップグレード
ペーパーラボの在庫売却では、フリークハウスにあるペーパーラボの横に駐車してあるマンチェススカウトCを売却用のバイクとして使用することになります。
この車両はフリークハウスの中で通常の乗り物と同様にアップグレードが可能で、売却ミッション中の移動性能にも直結するため予め以下のアップグレードは済ませておきましょう。
- アーマー強化
- ブレーキ
- エンジン
- トランスミッション
- ターボ
これらの性能にかかわる部分だけを最大限強化する場合にかかるコストが約8万ドル程度になります。
在庫売却のタイミングとリスク
ペーパーラボの在庫を売却するべきタイミングは以下のどちらかです
原材料の購入 | 在庫数 | 在庫ゲージ | 在庫価格 | 残り原材料 |
---|---|---|---|---|
1回 | 100 | 62.5% | 209,500ドル | 0% |
2回 | 160 | 100% | 335,200ドル | 40% |
※機材アップグレード済みが前提
このタイミングを選んだ理由は、原材料の残量に端数を発生させないほうが原材料を購入する際の割高料金を防げるからです。
ペーパーラボの在庫に関しては以下の特徴があります
- 売却時の在庫の多さで売却額へのボーナスはない
- 売却時の在庫の多さで売却ミッションの内容や配達数は変化しない
- 保管する在庫数の多さに関わらず襲撃の心配はない
そのため、原材料購入時の料金差が気にならなければいつ在庫売却をしても良いです。
ただし、売却ミッション中に乗車することになる売却用のバイク(マンチェススカウトC)が水没した場合はすべての在庫を失うことになるので、売却する在庫が多いときほど水源の近くでは特に注意して安全運転する必要があります。
水没以外の爆破等への耐久値は相当高いようなので、水源のないところでは多少荒い運転でも問題ありません。
売却ミッション
売却ミッションは現状3種類しかなく、ランダムで1つが選ばれます。
ペーパーラボが移動できる拠点であるためマップのどの位置からでも在庫売却が開始できるわけですが、配達先はロスサントス側もブレイン郡(砂漠)側もあります。
マップの最北端などで売却ミッションを開始して配達先がロスサントス側だったりしたら面倒だと思うので、常に同程度の距離にしたい場合はカジノ付近(マップの中央)で開始するのが良いかもしれません。
どのミッションの場合も制限時間は20分でかなり余裕を持った設定になっているので、ミッション開始時の位置がマップの端でなければのんびりやっても大丈夫です。(かかる時間は長くても12分程度、短いと5分程度)
ただし前述のとおり売却用のバイクを水没させた場合や配達完了ができなかった場合は、すべての在庫を失うことになるので安全運転で確実にミッションを完了させましょう。
警察の待ち伏せ(配達先1箇所)
売却ミッション開始時に配達先の数が表示されないパターンで、売却用のバイクに乗った状態で最初の行き先である駐車場につくと指示が「ペーパーをトラックに隠せ」に変化するものです。
配達先の数が表示されていないのを確認したら売却用のバイクでは駐車場まで行かず、マップで最初の目的地にマーカーをつけてからクルマ(装甲)等の武装車両か、バザード攻撃ヘリやスパロー等に乗り換えて駐車場の警察たちを殲滅しましょう。
その後いったん手配度3を消す必要があるためヘリのほうが楽ですが、テラーバイトや機動作戦センターの中に入る手配度消しも使えるかもしれません。(レスターの手配度消しは使用不可)
手配度を消したあとは改めて1箇所の配達先に向かうだけで売却完了ができます。
熟練者は警察の待ち伏せ場所と本来の配達先の関係を覚えたうえで、いきなり本来の配達先に向かうことで売却完了ができるため、当たりミッションとされているようです。
5箇所への配達
配達先の数が5箇所で、配達先は全箇所一斉にA~Eまでのアルファベットで表示されるものです。
各配達先で売却用のバイクからいったん降りてペーパーを隠す必要があるのですが、毎回3箇所の候補から選択して隠します。
配達先では警察が見張っている場合があり、視界の通る場所にペーパーを隠すと手配度2がついてしまい消えるまで続きの配達ができなくなります。
いちいち警察がどこにいるか確認して回るのは面倒なので、基本的には死角になりそうな隠し場所をテキトーに選び手配度がついた場合はレスターの手配度消しを利用する程度で十分です。
5箇所の配達が終わったら、エリアから離れるだけで売却完了です。
10箇所への配達
配達先の数が10箇所で、配達先は1箇所ずつ通常の黄色い丸のマーカーで表示されるものです。
各配達先では武器ホイールの投擲物から「ペーパーのパッケージ」を選択し、受け渡し用コンテナである箱の中をめがけて手榴弾等と同様の操作で投げ入れる必要があります。
(PC版では右クリックで狙い左クリックで投げる、PS版ではL1で狙いR1で投げる)
ペーパーのパッケージを投げる際は売却用のバイクに乗ったままでも降りて徒歩でもOKですし、パッケージを投げられる数に制限はないのでテキトーに投げまくって1回入れば大丈夫です。
基本的には新聞配達感覚でひたすらドライブする形になるのですが、1箇所だけランダムでヒッピーの待ち伏せがあります。
該当の配達先には、やたら派手な「サーファー・カスタム」と不審な人間が複数いるのですぐに気づくと思いますがテキトーに射撃して倒してください。
待ち伏せしていたヒッピーを倒すと、新たにサーファー・カスタム2台が増援として来るのでキッチリ倒してから次の配達先に向かいましょう。
すべての配達が完了したら、エリアから離れて売却完了です。
売却ミッションの再抽選
ペーパーラボでも地下基地と同様に、売却ミッション開始直後にセッション変更することでミッションをキャンセルして抽選し直すことができます。
ただしペナルティとして在庫数個分(数千ドル程度)が失われる点も同じです。
配達先がやたら遠かったり嫌いなパターンの売却ミッションだったりした場合はセッション変更してしまうのも手ですが、ペーパーラボの売却は難易度も低いので個人的には再抽選はしないほうが無駄が無いかなと思います。
逆にどうしても売却ミッションの制限時間に間に合わなさそうなときは、躊躇なくセッション変更してしまったほうが被害額を最小限にできるので覚えておいて損はありません。
利益計算
地下基地のときと同様に、コストと売上の差を確認してみましょう。
まずペーパーラボは物件の維持費が一切かからないため、かかるコストは最初のアップグレード費用と原材料の購入費用だけです。
例として機材アップグレード完了済みで、原材料の購入1回分(100%)で製造できる在庫(100個)を売却した場合を見てみましょう。
項目 | 金額 |
---|---|
原材料購入 | -60,000 |
在庫売却 | +209,500 |
合計 | +149,500 |
前述のとおりペーパー生産ブーストで在庫の売却額は増加しませんが、在庫製造速度の短縮のために1日1回ブーストするだけで在庫の製造完了までは1時間30分になります。
つまり少なくとも1日1回は原材料を購入して1時間30分後に製造された在庫を売却するだけで約15万ドルの稼ぎが得られるということです。
ブーストの効力が完全になくなった後であっても機材アップグレード済みであれば2時間30分で在庫100個の製造が完了するので、2回目以降は約2時間30分ごとに約15万ドルの稼ぎです。
1回あたりの稼ぎはそこまで大きく見えませんが売却までのサイクルが短いので、在庫製造が完了するまでの間にその他ビジネスやカヨペリコ強盗などを並行運用すればチリツモでかなりの額が稼げます。
特に時間をかけるだけで在庫が溜まっていく地下基地やナイトクラブとは相性が良いので、在庫管理を忘れずに。
ペーパーラボのアップグレードなどにかかる初期費用は約114万ドルでしたから、売却ミッション1回の稼ぎが約15万ドルであれば8回目で初期費用分の回収が完了し、以降は毎回約15万ドル分の利益を生み続けることができます。
ペーパーラボの優位性
ペーパーラボのビジネス形態はほとんど地下基地と同様ですが、地下基地と比べた場合は以下の点でほぼ上位互換と言えるでしょう。
- 原材料の購入費用が地下基地よりも安い
- 在庫の製造速度が早い
- 在庫の売却額は同程度
- 売却ミッションが簡単で短時間
- 物件の維持費が不要
ペーパーラボは地下基地と比べると前提ミッションの存在(特にフーリガンのジョブ10回)が厄介ですが、その手間さえ乗り越えてしまえばかなり優秀なビジネス拠点と言えます。
そのためGTA5にある程度慣れたプレイヤーであるならば、ぜひ早めにペーパーラボの運用開始することをおすすめします。
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