この記事ではGrand Theft Auto 5(以下、GTA5)におけるカジノ強盗でのアプローチのうち「隠密行動」・「大ペテン師」のときの金庫室で避けては通れない指紋認証ハッキングを攻略するのがとても簡単になる”コツ”を解説します。
初めてゲーム内で指紋認証のハッキング画面を見ると訳が分からずクリアするのは困難な仕掛けですので、ぜひこの記事を読んで予習として参考にしてください。
基本的なこと
指紋認証ハッキングは、カジノ強盗で隠密行動・大ペテン師のアプローチのときに、ターゲットの置かれた金庫室内でロックされた鉄格子の扉を開けるために必要なミニゲームです。
ターゲットとは、札束・金塊・芸術作品(絵画)・ダイアモンドのことですので、金品をしっかり回収して資金を稼ぐためにはこの指紋認証がクリアできなくてはお話にならないわけです。
1つの扉のロック解除に必要なハッキングの回数は難易度ノーマルでは1回、ハードでは2回となります。
最初はハッキング画面を見ても何をすれば良いのかわかりづらいのですが、要は左にある8つの模様(四角のパネルたち)を見て、右側にある大きい指紋の模様の一部と一致するものを4つ選ぶだけです。
大きい指紋の数は全部で4種類しかありません。
4つの指紋に対して左側の8つのパネルがあるのでパネル自体の数は32種類あります。
ただし、1つの指紋に対して表示されるパネルの種類は必ず同じ8つであり、表示されるパネルの位置がランダムになるだけです。
指紋を見分けるコツ
正解一覧
まず先に全4種類の指紋と、それに対する正解4つのパネルを選んだ画像を並べておきます。
ゲーム内ではそれぞれの指紋に名前はありませんが、あとあと解説するときわかりやすいようにパターンA~Dと名付けました。
この正解一覧を見ながら実際のゲーム内でハッキングをクリアするのも悪くはありませんが、前述のとおり8つのパネルの表示位置はランダムに並び替わるので画像と見比べながら模様を探しているとかなり時間がかかってしまいます。
すべての金品を回収したければ1つの指紋のハッキングを完了させるまでの時間は安定して5秒以内くらいに抑えないと厳しいですが、これから解説することを参考にしていただければ何も見なくてもスムーズにクリアできるようになるはずです。
指紋中心部のU字模様で仕分け
左側の8つのパネルから正解のパネルを選ぶうえで一番大事なことは、他に似たような模様のないものから優先して選び、判断に迷う模様を極力減らして集中できるようにすることです。
中でも指紋中心部にあるU字の模様は非常に形がわかりやすく、ハズレパターンを排除するのも簡単なので必ず一番最初に見ることをおすすめします。
U字模様を見るときに確認する要素は、
- U字が2つか1つか
- U字の向き
です。
※ここからの解説では正解のパネルに色の枠をつけていますが、実際のゲーム内では色の表示はなくパネルの並び順もランダムですので注意してください。
パターンAではU字は2つ、U字は右下から左上に向かう赤枠と、左上から右下に向かう青枠の2つです。
これはU字の向きが上下2つに分かれているパターンで、パネルに下向きのU字は青枠のものしかないので1つは確定できます。
赤枠のほうは右下から左上に向かうU字を探せば良いわけですが、パネルにある左下から右上に向かうU字は向きが違うのでまず除外します。
そして右下から左上に向かうU字があってもパネルの右上に余白が空いているうえ、肝心のU字部分が変な形になっていて正解の指紋と模様が一致しないパネルを除外します。
このパターンは最初に2つのパネルが決め打ちできるので、あとの2つを選ぶのがとても楽になります。
パターンBでは、U字が2つでどちらも上向きです。
このパターンではU字と紛らわしいハズレパネルが存在しないので、即座に左下から右上に向かうU字の赤枠と、右下から左上に向かう青枠のパネルを選択します。
パターンCではU字は1つだけで、左下から右上に向かうものです。
U字に近いハズレパネルがありますが、そもそも向きが違ったり途中で別の方向に曲るような形はハズレとして簡単に除外できます。
パターンDでもU字は1つだけで、右下から左上に向かうものです。
こちらもU字に近いハズレパネルが一宇ありますが、向きが違う、途中で曲がるという同じ理由で簡単に除外できます。
このパターンのU字は他のパターンよりも正解パネルの模様が特徴的なので、何度かやっていれば一番迷いにくいと思います。
パターンA
ここからは各パターンごとに分けて解説していきます。
なぜなら各パターン同士で共通する模様を見つけていくよりも、それぞれのパターンごとに探すべきパネルを決めたほうがわかりやすいと思うからです。
パターンAで次に探すべきパネルは、右下から左上に向かう山形模様の黄色枠のパネルです。
このパネルは特徴的な模様なので見つけやすく、似ている模様がハズレパネルに無いので簡単です。
そして最後に下から上に向かう山形模様の紫枠のパネルを選んでください。
この下から上に向かう山形のパネルは他の指紋パターンでも共通して出てくるのですが、とにかくヒッカケのハズレパネルの種類が多いです。
最初からこのパネルを見つけようとすると、他の指紋パターンのハズレパネルを間違えて選択してしまう可能性が高いので、最後に選択肢を少なくしてから選ぶのがおすすめです。
これでパターンAは4つの正解パネルが選択できたのでクリアです。
パターンB
パターンBで次は縦向きのニョロニョロっとした模様の黄色枠を探します。
慣れるまでは見つけにくい模様に思えるかもしれませんが、ハズレパネルに似た模様が存在しないので安心して優先的に選べるパネルです。
そして最後に下から上に向かう山形模様の紫枠のパネルを選びます。
パターンBでは山形のパネルは1つしかないので簡単ですね。
少し慣れてきたときに間違えて選択しやすいのが、この画像でバツをつけた右上が丸くなっている模様のパネルです。
この模様はパターンCの当たりパネルと非常に似ているため、この形を見つけたからといって先に選択してしまうとなんで間違っているのかわからずにパニックになってしまうので注意してください。
パターンC
パターンCでも次に探すのは縦向きのニョロニョロ模様の黄色枠のパネルです。
これもハズレパネルに似た模様は存在しないので安心して選んでください。
次に探すのは下から上に向かう山形模様の紫枠のパネルです。
このパターンではちゃんと山形が見えているパネルが1つしかないので簡単に選ぶことができます。
そして最後に右上が丸くなっている模様の緑枠のパネルです。
この模様は、前述のとおりパターンBのハズレとパターンCの当たりパネルで非常に似ているため選択肢を減らした最後に選ぶのがおすすめです。
選択肢が減っていれば他のハズレパネルはどの指紋の当たりパネルとも似ていないため、消去法で正解がわかるようになります。
パターンD
パターンDでは次に選ぶべき模様のパネルが2つあり、どちらから選んでも簡単なのでどちらも黄色枠にしました。
どちらも非常に特徴的な模様となっており、ハズレパネルに似た模様もありません。
黄色1のほうは右上に大きくスペースが空いており、他に似た模様が存在しないため慣れると見つけた瞬間に選択できるようになります。
黄色2のほうは左側で赤○で囲んだ3つの白い点のように見える箇所を覚えておくと、これも見た瞬間に選べるようになります。
そして最後に下から上向きの山形模様の紫枠を選びます。
ただしこのパターンの山形模様は、他のパターンでのハズレになりそうなパネルが当たりとなっているので非常に厄介です。
なのでこの模様だけはしっかり覚えて、この模様があったら見逃さずに最後の1つのパネルとして選びます。
そして更に厄介なことに、上の画像でバツをつけたように他の指紋パターンで当たりだったような山形模様のパネルが、このパターンではハズレパネルとして選択肢にあります。
これをハズレと見分けるのは最初はかなり難しいです。
だからこそ必ず紫枠の模様を覚えておき「まだ当たりっぽい山形のパネルがあるけど・・・もう4つのパネルを選んだから残りはハズレだ」と除外できるようにしておきましょう。
最悪ハズレパネルを選んでしまったとしても、この指紋パターンで山形のパネルは2つしか存在しないので正解のパネルを選び直せば大丈夫です。
多少のタイムロスにはなりますが、慣れれば間違えることはなくなります。
事前に練習したい場合
ここまでの説明を読んでいれば指紋認証ハッキングは意外と簡単にクリアできるようになっていると思いますが、いきなり本番で自分の実力を試すのはかなり不安ですよね。
そこで事前に指紋認証ハッキングをマスターできるように練習する方法を2つ紹介しておきます。
ゲーム内で練習
まずはカジノ強盗を開始して強盗ボードで右側にある「その他」の項目が表示されている状態まで進めます。
その他の項目の中に「扉のセキュリティ」というものがあるので、これを購入します。
ただし、42万5千ドルとかなり高額なので資金に余裕のない方はこのまま読み進めてください。
購入が完了すると、アーケードの地下に指紋認証装置が設置されます。
※ただし調達ミッションで、ハッキング装置の調達が完了している状態である必要があります。
設置位置は強盗ボードからちょっと後ろに下がったところにある柱の壁です。
この装置では
- 指紋認証スキャナー
- キーパッドクラッカー
の両方を選択して練習することができます。
指紋認証ハッキングの練習は「指紋認証スキャナー」のほうを選択します。
装置の見た目や実際のハッキング画面は、カジノ強盗の本番で使用するものと全く同じですので実戦と同じ緊張感で練習ができて早く上達すると思います。
ネット(ブラウザ)で練習
本番とまったく同じとはいきませんが、ネット上では有志の方が作成してくれた指紋認証ハッキングの練習ができるサイトがあります。
操作方法はシンプルで
パネルをクリックして選択
正解のパネル4つをクリックしていく
選択したパネルはもう一度クリックすれば選択解除
間違ったパネルを含んだまま4つ目のパネルをクリックした場合は、画面が赤く光り最初から選び直し
という感じです。
このサイトでは指紋とパネルの並びが縦になっていますし、練習と本番では雰囲気が違うので最初の実戦では違和感があるかもしれません。
※PC版では実戦で使うのはキーボードのカーソル、Enter、Tabキーです。
それでもこの記事の解説を思い出しながら15分程度練習してしまえば、脳みそが無意識に正解のパネルを覚えてくれるようになるのでぜひ試してみてください。
ちなみに以前は他にも何種類かのサイトがあったようですが、管理放棄されてしまったようなサイトが多いので、現在まともに使えるのは今回紹介したサイトくらいだと思います。
それでもサイトを使えばゲーム内資金を一切減らすことなく練習ができるので、まずはサイトで練習してみてそれでも不安だったらゲーム内の装置購入を検討するのがおすすめです。
コメント