この記事ではMHWアイスボーンでPS4版・Steam(PC)版ともに2020年5月1日実装予定の歴戦王ネロミェール対策について紹介します。
まだ詳細不明の歴戦王ネロですが、どんな装備と対策スキルが有効なのか気になりますよね。
今回もマスターランクのマムタロト実装前と同様に、これまで戦ってきた通常のネロミェールの特性をベースに必要な対策を想定して、有効そうな装備を2パターン考えてみました。
これから紹介する装備を予めマイセットに登録しておき、歴戦王ネロの実装に備えましょう!
通常のネロミェールの特徴
歴戦王の予想の前に、まずは通常のネロミェールの特徴について簡単におさらいします。
通常時、水まとい時の肉質変化
ネロミェールの特徴の1つには、水まとい有無による肉質の変化があります。
通常時:物理ダメージが通りやすい反面、属性ダメージが通りにくい
水まとい時:属性ダメージ(火)が通りやすい反面、物理ダメージが通りにくい
という肉質変化の特性を持っています。
パーティメンバーの武器種によってどちらの状態を維持すれば有利なのかが変わるため対応力が問われるモンスターです。
水まとい状態の制御
どうすれば水まとい状態をコントロールできるのかをリストアップしました。
こうして見てみると、水まといを解除する方針のほうが積極的に行動しやすそうですね。
それにネロミェールは水まといが解除されると、水補給をするモーションが入り無防備になるので攻撃のチャンスも生まれやすいです。
水まといを解除したい場合
- 部位破壊
- 龍封力
- ブレス攻撃中のひるみ
- 水補給中のひるみ
- ネロミェール自身の水属性攻撃で消費
- ネロミェールが大技の水蒸気大爆発を撃つ
水まといを維持したい場合
- 睡眠させる(ドクロでの睡眠は不可)
- ネロミェール自身が水補給をする
雷まといは制御できない
ネロミェールには水まといとは別に、段階的な雷まとい状態があります。
水まといは上記の方法である程度コントロールすることができるものの、雷まといについてはハンターが関与することはできません。
大技の水蒸気大爆発は、水まといの段階とは無関係で雷まといが最大段階になったときに撃ってくるため十分注意しておく必要があります。
水蒸気大爆発は水属性ダメージ
ネロミェールの大技である水蒸気大爆発は、一見バリバリの雷属性攻撃に見えますが水属性攻撃です。
つまりあの大技の対策をしたい場合は、雷属性耐性ではなく水属性耐性を上げる必要があります。
水属性やられ+雷属性やられに注意
ネロミェールの攻撃を食らうと、水属性やられに加え、雷属性やられも食らってしまいます。
水属性やられ:スタミナゲージの回復速度が遅くなる
雷属性やられ:気絶状態になりやすくなるうえ、気絶回復に必要な時間が増加する
スタミナはダッシュや緊急回避など、回避行動のためにも絶対に確保しておきたいものですが、水属性やられを対策していないと非常に困難になります。
雷属性やられについても「気絶=死」となることがほとんどですので、雷属性やられについても必ず対策する必要があります。
水流でのヨロケは一部の装衣で無効化可能
ネロミェールがハンターを引き寄せようとする水流は、耐水の装衣か不動の装衣でのみ無効化することができます。
「水場・深雪適応」スキルを発動する「沼渡珠」が有効なんじゃないかと考えた方も多いと思いますが、残念ながら通常のネロミェールに対しては無意味なスキルとなっています。
水たまりはヒカリゴケで吸収できる
ネロミェールは水たまりの範囲をどんどん広げていき、水のある範囲に雷攻撃をしかけてきます。
効果範囲は微妙ながら、水たまりにヒカリゴケを投げることで水を程度吸収させて消すことができます。
歴戦王での変更点を予想
歴戦王ネロミェールはまだ実装前のため具体的な情報はありませんが、恐らく特徴が大きく変更される可能性があるため、色々と予想を立ててみます。
※あくまで予想なのでまったく違う実装になる可能性があります。
クエスト名はイベントクエスト「溟鳴り遥か遠く」
フィールドは「陸珊瑚の台地」です。
弾肉質が低下される?
マスターランクのマムタロトでは、弾肉質が大きく悪化されており対ガンナーへの対策をしてきたことが話題になりました。
恐らくネロミェールに関しても同様に弾肉質の悪化と、更には属性ダメージの軽減も合わせてしてきそうな気がしています。
そう考えると通常ネロミェールでは楽勝な火ライトボウガンや貫通ヘビィでの討伐がつらくなりそうです。
水まといの強化?
MHW時代の歴戦王ヴァルハザクを思い出してください。
ヴァルハザクは歴戦王になった途端、瘴気まといのある部位はボウガンや弓の弾をはじくようになったのです。
つまり基本的には頭と尻尾以外への攻撃が0ダメージになっていたのです。
こちらもガンナー対策の一環として、この仕様を歴戦王ネロミェールにも適用してくる気がします。
いちおう歴戦王ヴァルハザクでは頭を部位破壊すると、瘴気まといを解除することができましたが部位破壊するまでが大変そうです。
また、歴戦王ヴァルハザクにあったように瘴気耐性では防げない瘴気のスリップダメージのように水にもスリップダメージなんて付けてきたら恐ろしいです。
もしくは近づきすぎると水に足を取られてヨロケちゃうとか?
攻撃の激化、多段ヒット攻撃の追加?
歴戦王になることによってこちらが食らうダメージが大幅に増加するのは当然として、恐らく今までは1ヒットで済んでいた攻撃が多段ヒット技になる というのも増えそうです。
不動の装衣での事故死や、太刀の見切りで回避したと思ったら多段ヒットで被弾ということが多発しそう。
特にヘビィボウガンなどのガード殺しのために、ブレスの多段ヒット化は一番やりそうですね。
「水場・深雪適応」が適応されるようになる?
前述のとおり「水場・深雪適応」スキルは通常のネロミェールには無意味でしたが、歴戦王になったら水たまりが深くなっていて移動速度が著しく低下する とかありそうじゃないですか?
もしそんな実装になったら攻撃を避けるためにかなりの障害になりそうなので、このスキルの存在も一応覚えておいたほうが良さそうです。
対策スキル
恐らく歴戦王ネロミェールがどんな仕様になっても腐らないであろう、有効な対策スキルをあげています。
水耐性
ネロミェールのメイン攻撃は水属性ですので、ごくごく当たり前に水耐性のスキルです。
組んだ装備の水耐性が低くても、Lvまで積めばかなり補強することができます。
特に最近トレンドのカイザー、臨界ブラキ、激昂ラージャンなどの防具は水耐性が低くなりがちなので、装備を流用するつもりの場合は特に補強が必要になります。
属性やられは耐性が20以上になれば無効化することができますが、水耐性スキルと食事での属性耐性UP大での+15を加えればほとんどの場合に無効化できるはずです。
気絶耐性
説明不要レベルの生存スキルですが、気絶を一切しなくなるスキルです。
つまり雷属性やられを食らっていたとしても気絶することがありません。
水耐性と雷耐性の両方を20以上にしようと思うとかなり無理がありますが、気絶耐性であれば属性ダメージに限らず通常攻撃での気絶対策にもなるので一石二鳥です。
死中に活
知る人ぞ知る有能スキルといった感じの「死中に活」です。
このスキルがあれば水属性やられと雷属性やられを仕掛けてくるネロミェールの厄介な状態異常を味方につけることができます。
回避の無敵時間延長とスタミナ消費量減少の値は具体的な数値が示されていませんが、「回避性能Lv5」と「体術Lv5」同等の効果が発動するとのことで、破格の性能となっています。
特にスタミナゲージの回復速度が遅くなる水属性やられに対しては効果を相殺できますし、雷属性やられに至っては前述の気絶耐性さえつけていればデメリットなしでスキル発動ができるので相性抜群ですね。
また、装飾品スロットが【1】で良いというのも強いです。
精霊の加護
MHWの歴戦王を経験してきた方であれば少しは理解していただけるかもしれませんが、歴戦王のあらゆる攻撃は異常なほど痛いんです。
運任せの「精霊の加護」なんてナメていると思われるかもしれませんが、特に初見であれば絶体絶命の新モーションなんてときに命拾いできるかもしれないので馬鹿になりません。
ゴールドルナシリーズ2部位の「精霊の加護・極意」でLv5まで上げれば、発動確率まで上がるのでかなり防御面は硬くなれます。
実際に戦ってみてあまりにも過剰な防御スキルだと思ったら別のスキルに変えれば良いですね。
装備紹介1:覚醒龍属性太刀(龍封力)
これまでの項目を踏まえたうえで、特に防御面を過剰なほどに意識した装備を太刀とライトボウガンの2パターンに分けて紹介します。
まずは弾肉質の低下に怯える必要がなく、龍封力での積極的な水まとい解除をメインに考えた太刀装備です。
私がメインで太刀を使っていたからという理由もありますが、太刀は手数がそこそこで龍封力の発動チャンスが多いと考え、大技についても見切りさえ成功すれば大ダメージは避けられるというバランスの良さに期待しています。
水流でのヨロケによる連携攻撃の中断はつらいので、そこだけは注意ですかね。
装備一覧
部位 | 装備名 |
---|---|
武器 | 赤龍ノ閃ク刃・龍 |
頭 | EXカイザークラウンβ |
胴 | EXゴールドルナメイルβ |
手 | EXカイザーアームβ |
腰 | EXゴールドルナコイルβ |
足 | EXマムガイラグリーヴβ |
護石 | 挑戦の護石Ⅴ |
装衣1 | 転身の装衣・改 |
装衣2 | 耐水の装衣・改 |
トレンドの「カブカカブ」とはかけ離れた装備ですが、マスターマムタロトの防具をさっそく取り入れてみています。
武器についても現在は爆破属性が主流ですが、龍封力の有効性に期待してあえての龍属性を選びました。
いざ歴戦王ネロミェールが実装されて龍封力が全然有効じゃなかったら爆破に変えたほうが良いです。
「耐水の装衣」は必須として、太刀であれば「転身の装衣」よりも「回避の装衣」のほうが使いやすいかもしれません。
覚醒能力、カスタム強化
覚醒能力は炎王龍の武技で達人芸を確保し、カスタム強化は会心+回復+αなのでごく普通です。
防御ステータス
例によって防御の強化がしきれていませんが、水属性耐性は水耐性Lv3を入れていても「8」どまりです。
完全に水属性やられを無効化したい場合は属性耐性UP大の食事で+15をすれば良いですが、あえて属性耐性をあげずに「死中に活」を活かす場合は攻撃力UP大などで良いでしょう。
スキル一覧
防御系スキル山盛りのため、見切りがLv5どまりとなっており会心率は正直ギリギリです。
スキルを合わせた会心率は、
武器の素で5%+会心カスタム10%+見切りLv5 25%=40%
+挑戦者Lv5 10%=50%
+弱点特効30%(20%)=80%~100%
+αで力の解放Lv1 10%
となっています。
前述のとおり属性やられについては「死中に活」と「気絶耐性」で対応しており、ダメ押しで「精霊の加護Lv5」まで積んでいるので正直これで太刀打ちできなかったらつらいですね。
龍封力強化については、覚醒武器の龍封力が素だと「中」なので「大」に強化しています。
装飾品一覧
2個目の達人珠Ⅱや攻撃珠Ⅱのようなレア装飾品は使用していないので、複合珠なども適宜入れ替えれば簡単に真似できるはずです。
龍封珠【3】などは龍封力の効き次第で入れ替え検討ですね。
装備紹介2:覚醒徹甲ライトボウガン
こちらは肉質無視!弾はじかれの心配なし!ガードせずに回避!
と、予想した歴戦王の仕様を極力避けるかたちで消去法で選んでいった結果たどりついた徹甲ライトボウガンです。
おまけでスタンに麻痺に睡眠とサポートもできるので、かなり安牌かなと思っています。
余談ですがもし弾はじかれやガードについての心配がない場合は、恐らく下記の貫通ヘビィか徹甲ヘビィ装備をベースに水耐性アップ、シールドパーツ調整して使うと思います。
装備一覧
部位 | 装備名 |
---|---|
武器 | 赤龍ノ狙ウ弩・水 |
頭 | EXゾラマグナヘッドα |
胴 | EXゾラマグナハイドα |
手 | EXナルガアームβ |
腰 | EXゾラマグナスパインα |
足 | EXナルガグリーヴβ |
護石 | KOの護石Ⅲ |
装衣1 | 転身の装衣・改 |
装衣2 | 耐水の装衣・改 |
こちらはゾラマグシリーズの「砲術・極意」と、ナルガシリーズの「真・業物/弾丸節約」を発動させた鉄板構成です。
護石でKO Lv3を発動させているので、もしスタンの効きがイマイチだったら「耳栓の護石Ⅳ」などその他のスキルに思い切って変えることもできます。
覚醒能力、カスタム強化
覚醒能力は「迅竜の真髄」でナルガシリーズ一部位分を確保し、残りは攻撃。
カスタム強化は攻撃1、回復1です。
ボウガンカスタム強化パーツ
定番ですが、反動抑制パーツ2つ、回避装填パーツ2つです。
後述しますが、私も含めて回避装填が苦手な方はリロード補助パーツ4つにしたほうが使いやすいかもしれません。
撃てる弾
この構成では徹甲榴弾Lv3をメインに使い、モンスターのダウン時などスキがあるときに起爆榴弾や徹甲榴弾Lv2の速射を使いDPSを稼ぎます。
サポート面では徹甲榴弾でのスタンはもちろんのこと、麻痺弾と睡眠弾も撃てます。
また、回避装填に慣れていれば通常リロードの遅さも気になりません。
防御ステータス
こちらは現状強化できる最大の防御力と水耐性Lv3込みの数値です。
水耐性が15確保できているので、こちらも「死中に活」を活かすかたちで運用する予定です。
スキル一覧
徹甲榴弾を使うにあたって砲術Lv5は必須として、積めるだけのスキルを積みました。
基本的に防御面のスキルは太刀のコンセプトと同じです。
なかでもナルガの防具でつく「スタミナ急速回復」は回避装填をつかうライトボウガンとの相性は抜群だと思います。
装飾品一覧
こちらの装飾品難易度も「窮地・解放珠【4】」が多少でづらいくらいです。
もし持っていなければ属性耐性UP大の食事と「解放珠【3】」での代用でもかまわないと思います。
ライトボウガンの回避装填が苦手なあなたに
ライトボウガンの回避装填は慣れていれば、リロードのスキが大きく減らせるためとても強いです。
しかし、私のように普段からメインでライトボウガンを使っていない人間にとってはかなり操作が忙しくて難しいものです。
正直、回避装填と徹甲榴弾の調合タイミングだけで頭がいっぱいになってしまい、まわりの状況を見る余裕がなくなってしまうんですよね。
そんな状態で回避装填を使おうとすると、結局は装填ミスをして通常リロードをしてしまったりして逆にピンチになってしまいます。
であれば、”最初から回避装填ではなく通常リロードを強化してしまおう”という運用方法を紹介します。
※装備やスキル構成自体は回避装填のものと変更ありません。
ボウガンカスタム強化パーツ
見てのとおりですが、リロード補助パーツ4枚です。
非常にいさぎよい。
撃てる弾
ここで注意が必要になります。
反動抑制パーツ2枚をはずしたことによって、徹甲榴弾Lv3が「通常・反動特大」となりこれをメインに使うにはかなり扱いづらくなりました。
ということで、この構成でメインに使うのは徹甲榴弾Lv2になるんです。
徹甲榴弾Lv2はもともと反動抑制パーツの影響を受けず、反動特大には変わりありませんが、速射で2発動時に撃つため慎重に狙えばLv3と遜色ないDPSが稼げます。
また通常リロードの速度が「普通」になることで移動しながらのリロードができるため、より安全にリロードすることができます。
モンスターのダウン時には、起爆榴弾に加え通常の運用とは逆に徹甲榴弾Lv3を使って弾薬を節約するのが良さそうです。
おわりに
MHWアイスボーンでは初めての歴戦王となるネロミェール。
どれだけの強敵になるのかは未知数ですが、いろいろな仮定を立てて万全の対策を考えてみました。
歴戦王ネロミェールの実装に向けて今のうちに準備しておきましょう!
歴戦王ネロミェールが実装された後に作成した、王ネロの特徴や通常種との違いのまとめ、今回紹介した装備で討伐した結果については下記の記事をご確認ください。
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