この記事ではSkypeで音声通話をするとその他のソフトの音量が強制的に下げられてしまうという問題の修正方法を紹介します。
結論から言うと、この問題はWindowsに搭載されている音量自動調整機能がおせっかいをしているために起こります。
各ソフトの音量バランスは普段から自分で調整しているため、音量が小さくなりすぎてむしろ邪魔になる機能ですよね。
記事では、このおせっかい機能を無効化する方法を最短の手順で説明します。
また、設定どおりに機能してくれない場合の対処方法も合わせて説明しますので、いちどやり方を覚えてしまえばすぐに解決できますよ。
設定手順
まずはキーボードの左下のほうにある「田」のようなマークのWindowsキーとRを同時押しすると、「ファイル名を指定して実行」というメニューがポップアップします。
「名前(O):」という文字の右側にある枠の中に下記の文字列をコピー&ペーストして、OKボタンを押します。
mmsys.cpl ,3
「サウンド」設定画面の「通信タブ」が開きます。
恐らく初期設定では「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」などのラジオボタンが選択された状態になっています。
「何もしない」のラジオボタンを選択して、右下にある「適用ボタン」を押してから「OK」ボタンを押します。
これで設定が完了し、Skypeでの通話をしても他のソフトの音量が勝手に下がることはなくなります。
既に設定しているのに機能しない場合
実は、「きちんと設定をしたのに、またSkype通話時に他のソフトの音量が勝手に下るようになってしまった」ということがよく起こります。
恐らくWindows自体のアップデートがされたタイミングなどで、設定を無視してしまうという厄介な現象が起こるのです。
もしこの問題が起きた場合でも、ひと手間かければ解決できます。
最初に説明した手順で、再度「サウンド」メニューの「通信」タブを開きます。
すでに「何もしない」のラジオボタンを選択して設定された状態になっていると思いますが、いったん「何もしない」以外のラジオボタンを選択して、右下の適用ボタンを押します。
そのあとすぐにまた「何もしない」のラジオボタンを選択して、右下の適用ボタンを押します。
たったこれだけの操作で、またこの設定が正しく機能するようになります。
おわりに
Windowsのおせっかい機能による起こるSkype通話の問題でしたが、今回説明した方法でちょっと設定を変更すればすぐに解決ができます。
せっかく設定を完了してもまた問題が戻ってきてしまうことがあるのは少々面倒ですが、ようやく対処方法がわかったのでもう悩まされることはなくなるはずです。
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