画像の一括リサイズならRalpha!インストール不要で簡単な使い方

画像編集

この記事では、対象が複数画像でも手間を掛けずに最短時間で目的のサイズに一括リサイズできるフリーソフトRalpha Image Resizerの使い方を説明をします。

たとえばWordPressなどのブログに画像を複数掲載したいと思ったときに、1枚1枚手動でサイズ調整をするの面倒だし、どうせなら自動化したいですよね。

また、必要以上に大きな画像サイズを使っているとサーバーに負担をかけてしまい、サイトの表示速度が遅くなる原因になるうえ、せっかく来てくれた読者も離れてしまいます。


そんな問題を一瞬で、しかもインストール不要で解決できるのがRalpha Image Resizerなんです。

Ralphaはこのブログでもとても使用頻度が高く、ダウンロード後すぐに目的の動作をしてくれたとても便利なソフトですので、この記事を読んでぜひ使ってみてください。


画像の扱いに関連して、画像のファイルサイズの一括圧縮はこちらも合わせて参考にしてください。

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Ralpha Image Resizerとは?

Ralpha Image Resizer
http://nilposoft.info/ralpha/index.html

上記の公式サイトでは、いろいろな種類のRlphaが公開されていますが、この記事では「Plus」や「Mini」などと書かれていない一番シンプルな”Ralpha Image Resizer”を使用します。


Ralpha Image Resizerとはどんなソフトなのかといえば、ソフトの説明にも記載されていますが非常に多機能なフリーソフトなんです。

複数の画像のリサイズやフォーマット変換を一括で行うツールです。

主な特徴
SIMD化やマルチコア対応による高速な一括処理
αチャンネル付き画像に対応
多彩なリサイズアルゴリズム(Lanczos,Spline36,Bicubic,etc. 全9種類)
回転、トリミング、縁取り、色調補正、アンシャープマスク、文字入れ、画像の合成・連結等の加工
Exif情報、ICCプロファイルの引継ぎが可能
連番や写真の撮影日を使用したリネーム
Susie Plug-in,WIC(Windows Imaging Component)対応

外部ツールと連携する事で追加される機能(jpegtranのみ同梱)
JPEGファイルのロスレス変換・最適化 (jpegtran)
減色 (Yukari, iZYINS, Improved pngnq)
PNGファイルの最適化 (pngout)

標準対応フォーマット
入力 JPEG,TIFF,PNG,BMP,GIF,ICO,JPEG XR
出力 JPEG,PNG,BMP

動作環境
CPU Pentium3,Athlon以降のCPU
OS WindowsXP, Windows Vista, Windows7(動作確認はXP Home SP3、Win7 x64)

またソフトの見た目が簡素なことからわかるかもしれませんが、動作速度は非常に機敏でストレスを感じません。

ちなみにWindows7までしか動作確認されていないようですが、私の環境であるWindows10 64bit版でも問題なく動作しました。

※公式サイトにある”RalphaPlus”、”RalphaPlus64”はシェアウェア版ですので、今回は不要です。

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Ralpha(ラルファ)ダウンロードのしかた

Ralpha Image Resizerの公式ページにアクセスします。
http://nilposoft.info/ralpha/index.html

ページ下部にVectorへのリンクがあるのでクリックします。


Vectorのページ下部左下の”ダウンロードはこちら”をクリック
※Vecotrのサイトは紛らわしい広告が多く表示されることがあるので気をつけてください。


ページ下部左下の”ダウンロードページへ”をクリック


ページ左上の”このソフトをDownload Now 今すぐダウンロード”をクリック

ファイルのダウンロードが始まりますので、
デスクトップなど適当な場所を指定して、ダウンロードしたzipファイルを解凍してください。

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Ralphaの起動からリサイズ実行まで

zipファイルを解凍すると、下の画像のようにRlphaというフォルダの中に”Ralpha.exe”というファイルがあるので、それを起動します。

Ralphaはインストール不要でexeファイル起動のみで使えるのでとても手軽です。

※Windowsが拡張子(.exe等)を表示しない設定になっている場合は、画像と同じ三角形のアイコンのものを探してください。


Ralphaを起動したらリサイズしたいファイルをドラッグ&ドロップします。
ファイルは1つでも複数でも大丈夫です。

今回は例として幅800pxを基準に、そのサイズを超えている画像を幅800pxまでリサイズする手順を説明します。

”大きさ”という項目の列の数字を確認すると、994、1006、817など幅が800pxを超えているファイルがあるのがわかりますね。

ここからRalphaにリサイズしてもらううえで、ほんの少し設定が必要です。

リストの少し上にある”大きさ”の右にあるプルダウンから”幅”を選択。
すぐ右の”幅”のフォームに”800”pxを入力。

この設定をするだけでRalphaでの処理を実行した際に、幅が800pxを超えた画像を幅800px以下にリサイズしてくれます。

もちろんアスペクト比は維持したままとなっており、もともと幅800px以下だった画像についてはそれより小さくなってしまうこともありません。

”幅”フォームの右にある小さいプレビュー用のアイコンをクリックすると、どのくらいのサイズにリサイズされるのか事前に確認することができますよ。


プレビューを確認してリサイズ後の画像サイズが特に問題ないと判断できたら、あとはプレビューボタンのすぐ左にある小さいアイコンをクリックし、実行をするだけです。


Ralphaで処理を実行すると、デスクトップに”resize”というフォルダが自動で作成されてその中にリサイズされた後の画像が保存されます。(保存先は設定で変更できます)

また、リサイズ元のファイルは、元の場所にリサイズ前の状態で残っているので事前にバックアップをとらなくても心配ありません。


リサイズ後のファイルを試しにRalphaで再度読み込んでみると、”大きさ”項目の列でどのファイルも幅800pxぴったりにリサイズされ、また縦サイズも自動で調整されてアスペクト比が維持されていることがわかります。



今回の記事では単純なリサイズ方法を紹介しましたが、Ralphaにはいろいろな設定項目が用意されています。

長編基準でリサイズしたり、小さすぎる画像は拡大する方向でリサイズしたりなど、使い方に合わせたカスタマイズが可能なので、かゆいところに良く手の届くソフトと言えます。

まとめ

冒頭でも書きましたが、この記事で使用している画像たちは実際にRalphaでリサイズしたものを使用しています。

更にwebサービスであるTinyPNGでファイルサイズ圧縮もかけていますが、実際に表示された画像を見てみても、肉眼で確認できるレベルで極端に画質低下するようなことはありません。

何よりRalphaはソフトのダウンロードからわずか2~3クリック程度の最小限の設定で即使用ができたので、余計な時間を使いたくないときには最適なフリーソフトかと思います。

まだRalphaを使ったことのない方は、Ralphaで快適な画像リサイズ環境をゲットしましょう!

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