Path of Exile(以下、PoE)において、先日『バージョン3.11.0』およびHarvestリーグに関するマニフェストやパッチノートが公開されましたが、海外コミュニティサイトのredditにあるスレッドが作られていましたので紹介します。
一部の防御メカニックにおいて大幅Nerfになるのでは?とPoEユーザから危惧された内容となっていますが、中身を見てみましょう。
Nerfの内容
redditの該当スレッドにつきましてはこちらのリンクをご確認ください。
Massive nerf of few defensive mechanics which GGG forgot to mention in the manifesto or in the patch notes
このスレッドで挙げられたのは「これらのNerfはこれまでのマニフェストやパッチノートでは明示されていないけど、影響でかいんじゃない?」という内容ですね。
Nerfの内容に関しては大きく分けて2つあるので、それぞれ見ていきます。
additional Physical Damage reductionの削除
今まで多くのパッシブツリーやクラスタージュエルにあった「additional Physical Damage reduction」がバージョン3.11.0から軒並み削除されているとのこと。
逆に、削除されずに残っているのは
アセンダンシーの
- Juggernaut – Unrelenting
- Necromancer – Bone Barrier
キーストーンの
- Veteran’s Awareness
のみとなっているそうです。
なかでも多くのビルドが影響を受けるであろうノータブルパッシブとして「Soul of Steel」が挙げられています。
このスキルのもとの効果はこんな感じで
- 30% increased Armour
- 5% additional Physical Damage Reduction
- +1% to all maximum Elemental Resistances
- +150 to Armour
Meleeビルドであればとても取得しやすいツリーの位置にありましたし、reduction以外の効果もお得感があったので取得しているビルドは多そうです。
reduced damage takenの削除
「reduced damage taken」がパッシブツリーからすべて削除され、アセンダンシーにのみ多く残っているとのこと。
ダメージタイプや敵の状況によって条件付きのものがあるが、最大で25%の「reduced damage taken」と10%の「reduced DoT damage taken」をパッシブツリーから失われることになるそうです。
影響度
redditの該当スレッドを立てたユーザによる仮説が続きます。
これらの変更により、たとえばMeleeビルドで3.11.0以前と同じようにパッシブツリーを取った場合、
“10% reduced damage taken” と “5% additional physical damage reduction”を失うことにより約10%~15%多くのダメージを食らうようになるそうです。
アセンダンシーのBerserkerに「Aspect of Carnage」というパッシブがあります。
- 10% increased Damage taken
- 40% more Damage
これは、10%ダメージを多く受ける代わりに40% moreダメージを得られるというgive and takeなスキルです。
redditのユーザは今回のNerfによって「何のダメージボーナスも得られないのに”Aspect of Carnage”の1.5倍の効果(15% incresed Damage taken)を取得することになったのを想像してみて」という皮肉で締めくくっています。
Bex_GGGからの回答
GGGといえばPoEの開発会社ですが、なかでもBexという人物はPoEベテランの方にとってはお馴染みの人のようです。
そんなBexさんからこのスレッドに対して回答がありました。
ざっくり解釈すると「Harvestリーグの新しいクラフトをうまくやればカバーできるよ」ということなので、やはりかなり強力なクラフトができるようになりそうです。
おわりに
今回のHarvestリーグでは大幅なバランス調整が伴っており、Nerfの面がかなり目立ってはいますがGGGがうまく調整してくれていることを願うしかないです。
Harvestでの新クラフトはかなり種類が多いようなので、掘り出しもの的な強いクラフトがあると良いですね。
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