この記事ではValheimにおいて、特に初心者の方におすすめしたいグラフィック設定を説明します。
グラフィック設定なのになぜ初心者かどうかが関係するのかというと、ゲームの表示をキレイにするかどうかというより、Valheimをより快適にプレイできるようにすることを優先した設定を紹介するためです。
一つずつ説明していくので、ぜひ参考にしてください。
フルスクリーン、解像度の設定
初めてValheimを起動したときは、ウィンドウモードの小さな解像度で表示されていたと思います。
そのため、まずはグラフィック設定でフルスクリーンを選択して自分のモニタサイズにあった解像度に変更するところから始めます。
Valheimを起動したらメニューから「設定」をクリックします。
「操作方法」「音声」「グラフィック」「その他」とタブが横に並んでいるので、「グラフィック」をクリックしたあと、「フルスクリーン」の右にある○のような部分をクリックしてチェックをつけます。
解像度という項目の右にある枠の部分をクリックすると、プルダウンで解像度のリストが開くのでその中から自分のモニタに適した解像度とリフレッシュレートを選択します。
一般的なデスクトップPCで24インチ程度のモニタであれば、通常は1920×1080の60Hzが最適な設定になるかと思います(各環境によって適切な設定は異なります)
この設定によってどのような表示になるのかは、すぐ右にある「テスト」ボタンをクリックすることで確認できます。
表示のされ方に問題がなければ、右下にある「OK」ボタンをクリックしてグラフィック設定を確定させます。
カメラの振動をオフにする
厳密にはグラフィック設定の中ではないのですが、追加で画面の表示に関わる重要な設定を紹介するので「グラフィック」のタブから「その他」のタブに切り替えましょう。
この画面の左下にある「カメラの振動」はいわゆるカメラシェイクのことで、キャラクターがアクションをした際などに画面が揺れることで臨場感や迫力が出るというものです。
しかしValheimではその演出がかなり過剰になっており、人によっては激しく3D酔いや疲れを引き起こしかねないため、このチェックをはずしてオフにしておくことを強くおすすめします。
植物のクオリティ設定:石の入手方法?
ここで紹介する設定は、Valheimを初めてプレイするときにまず確認して欲しい設定です。
Valheimではゲーム容量が1GBとコンパクトながらも描画に工夫がされており、ゲーム内で見える景色は容量の少なさに比べてかなり美しいです。
ところで、実は上の画像の黄色い丸の中には序盤では特に大事な資材となるものが置いてあるのですが、この画面で何があるか判別できますか?
正直、大量の草に隠れていて何も見えませんよね。
それでは「ESC(エスケープ)キー」を押して、設定画面を開いてみてください。
ここで試して欲しいのが「グラフィック」タブにある「植物のクオリティ」で、デフォルトでは「高」に設定されているはずです。
「植物のクオリティ」を思い切って「低」に変更して、右下の「OK」ボタンをクリックしてみてください。
すると、先ほどとまったく同じ場所を描画しているにも関わらず地面の草がなくなり、黄色い丸の中に何かが見えますね。
近づいてみると、これが「石」だとわかり「Eキー」で拾うことができます。
これなら簡単に左右で合計2個の石を入手できますね。
私がValheimを開始した直後は、草に隠れた石を発見できなかったうえ石のかたまりを殴ってもダメージを与えることができなかったためどうやって石を入手すれば良いのかわかりませんでした。
この設定をすることにより地面がはげ上がってしまい、かなり殺風景になるのが寂しいのはわかりますが地面に何があるかは一目瞭然でスッキリしますよね。
それに石は序盤以降もよく使う資材ですし、石以外にも地面に落ちているアイテムを拾う場面は多いためゲームプレイの快適性を考えると「植物のクオリティ」設定は「低」のままにしておくことをおすすめします。
のちのち整地をしたくなったりしたときも地面が見づらいとやりづらですし、しばらくプレイしていればすぐに慣れると思うのでぜひ試してみてください。
好みの設定
ここからは番外編的なのですが、グラフィック設定の下の方にいくつかのオプションがあり自分好みの設定にすることができます。
私がPCゲームをやるときはだいたい「モーションブラー」と「被写界深度(DOF)」はオフにしています。
モーションブラーは、画面を振った時にボヤけさせることで臨場感を増すものです。
私はボヤケがイヤでオフにすることが多いのですが、Valheimではモーションブラーの有無であまり違いが見られなかったのでどちらでもさほど変化ないのかもしれません。
被写界深度は一般的には画面をズームしたときに、まわりの視界をボヤけさせるものです。
ボヤケたほうが臨場感は増すのですが、まわりの状況が把握しづらくなるので危険な場所に行くときなどは様子を見て設定を変更したほうが良いかもしれません。
その他のオプションも、適宜オンオフしてみて自分の好みにあった設定を試してみてください。
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