この記事ではMHWアイスボーンにいよいよ実装された『アルバトリオン』を攻略するために必要な対策と、大技エスカトンジャッジメントを弱体化する条件と仕組みなどについて説明します。
「破壊の象徴」という代名詞の通り強力なモンスターとなっており、慣れるまでかなり苦戦を強いられることになりますのでしっかりと準備を整えてからチャレンジしましょう。
アルバトリオンの特徴
まずはアルバトリオンというモンスターを攻略するうえで、最低限知っておかなくてはならない特徴について説明しておきます。
活性状態の変化
アルバトリオン最大の特徴として属性の活性状態が変化するという点があります。
活性状態には下記の3種類の属性が存在し時間経過によって変化していきます。
- 炎活性状態
- 龍活性状態
- 氷活性状態
アルバトリオンの弱点属性は、活性状態によって下の表のように大きく変化します。
状態 | 弱点 | ← | ←→ | → | 耐性 |
---|---|---|---|---|---|
炎活性状態 | 氷 | 水 | 雷 | 龍 | 火 |
龍活性状態 | – | 龍 | 火・氷 | 雷・水 | – |
氷活性状態 | 火 | 雷 | 水 | 龍 | 氷 |
活性状態はコントロールできる
アルバトリオンの活性状態は基本的には規則性を持って必ず同じ変化の仕方をします。
具体的には、
炎活性状態
↓
龍活性状態
↓
氷活性状態
↓
龍活性状態
↓
炎活性状態
というように、炎と氷の間に龍活性状態を挟んで変化していきます。
この活性状態の変化は約3分間ごとに時間経過で起こります。
たとえばアルバトリオンの最初の活性状態が炎のとき、自分は氷属性の武器を持っていくのが一番相性が良いですが、炎活性状態に変化されてしまうと相性は最悪になるわけです。
であれば極力、アルバトリオンには炎活性状態でいてくれたほうが嬉しいですよね。
そんなときキーを握るのがアルバトリオンの「角」です。
アルバトリオンの角は龍活性状態のときのみ部位破壊することができるのですが、部位破壊に成功すると次になるはずだった活性状態への変化を阻止して、元の属性に戻すことができます。
つまり龍活性状態の次が氷活性状態だったときに阻止をすれば、再び炎活性状態に戻るわけです。
このように活性状態のコントロールに成功すれば、かなり長いあいだ一番有効な弱点属性で攻撃を継続することができますね。
ちなみに角の部位破壊ができるのは2回までとなっているので、3回目の龍活性状態になるとその後の活性状態はコントロール不可となるため注意してください。
クエストによって最初の活性状態が違う
現在アルバトリオンと戦うことができるクエストは3種類あります。
まずは初めてアルバトリオンと戦うことになるのが、
特別任務クエストである「宵闇の煌黒星」
そして、特別任務をクリアすると新たにチャレンジできるイベントクエストとして
- 明けの死星
- 宵の恒星
という2種類のクエストが存在します。
それぞれのクエストで注意することとして、アルバトリオンの最初の活性状態が別々に設定されているという違いがあります。
クエスト種類 | クエスト名 | 初期活性状態 |
---|---|---|
特別任務 | 宵闇の煌黒星 | 炎活性状態 |
イベントクエスト | 明けの死星 | 炎活性状態 |
イベントクエスト | 宵の恒星 | 氷活性状態 |
イベントクエストはいつでもどちらかを選択できるわけではなく、各プレイヤーによって受注できるクエストが日替わりで変更される仕組みになっています。
各クエストによって最初に有効な弱点属性が変わりますので、よくクエスト名などを確認してからアルバトリオンに挑むようにしましょう。
ソロ用体力、マルチ用体力あり
アルバトリオンは特別なモンスター感が強いですが、きちんとソロ用体力とマルチ用体力が別に用意されているのでソロでも攻略可能です。
大技がある関係上、仕組みを理解している人が増えるまではソロのほうがクエスト成功率が高いかもしれません。
大技「エスカトンジャッジメント」弱体化の条件と仕組み
エスカトンジャッジメントとは?
アルバトリオンが一定周期ごとに放ってくる必殺技として「エスカトンジャッジメント」というフィールド全体に大ダメージを与える攻撃があります。
一見、ベヒーモスやムフェトジーヴァのときと同じように何かの影に隠れれば回避できそうな攻撃にも見えますが、その辺にできた氷柱に隠れたりするだけではモロに食らってしまいます。
まずこの大技を放ってくるタイミングは、アルバトリオンが龍活性状態から次の活性状態に変化するときと決まっています。
つまりプレイヤーがアルバトリオンに発見されてから約6分後のタイミングとなります。
ちなみにこの大技は事前に何も対処をしていないと、一瞬で体力を削られてしまい一切回復することもできないまま確実にキャンプに帰らされてしまいます。
アルバトリオンから距離を取ったり、緊急回避、根性、精霊の加護などでもダメージを軽減することはできませんので注意してください。
エスカトンジャッジメントは弱体化できる
この大技はある方法によって弱体化することができます。
大技を弱体化するためのキーは、この記事の冒頭から触れている属性となっています。
大技を弱体化できるかどうかは、アルバトリオンの龍活性化状態が終わるまでにどれだけ属性ダメージを与えられたかが関係してきます。
※属性ダメージ以外では一切弱体化することはできません。
弱体化には3段階のパターンが存在しており、受付嬢のセリフによってどの段階まで弱体化できたかがわかります。
受付嬢のセリフ | 弱体化の段階 |
---|---|
力の抑制は順調です! | 1段階目 |
力が大きく抑え込まれています! | 2段階目 |
力が十分に抑え込まれました! | 3段階目 |
弱体化が1回でも成功すれば、うまく回復のタイミングをあわせることで生存可能になるまで大技のダメージを軽減することができます。
アルバトリオンに与えることができた属性ダメージの量によって大技の威力が変化するということであれば、いかに各活性状態に対して使用する攻撃属性の選択が重要かがわかりますね。
なにより弱体化が成功するたびにアルバトリオンを特殊ダウンさせることができるため、大きな攻撃チャンスを得ることができます。
ちなみに大技のダメージは、ナナ・テスカトリの大技であるヘルフレアのようなDoTダメージ(継続ダメージ)が連発して重ねがけされるようになっているため「アステラジャーキー」が回復に用いられることが多いです。
有効な対策スキル
体力増強など、マスターランクのクエストでは当たり前に取得するスキルとは別に、特にあると便利なスキルたちを紹介します。
各属性攻撃強化
「氷属性強化」など、各属性攻撃を強化するスキルはもちろん必要です。
いくら属性武器を使っていても、強化スキルなしでは十分なダメージを与えられません。
属性やられ耐性
アルバトリオンは火、氷、龍という3つの属性攻撃をしてくるため、3種類の属性やられを食らってしまう可能性があります。
なかでも「龍やられ」は、属性ダメージを無効化してしまうためせっかく属性武器で攻撃していても、属性ダメージが一切与えられません。
属性ダメージが与えられないということは、大技であるエスカトンジャッジメントが弱体化できないため6分ごとに確実に死んでしまうということです。
属性やられを食らうたびに「ウチケシの実」を使うことでも回復は可能ですが最初から属性やられLv3をつけておき、やられ自体を無効化してしまったほうが安全です。
回避性能・回避距離UP
ガード主体の武器以外であれば、回避性能スキルをある程度つんでおくとアルバトリオンの攻撃がかなり避けやすくなるようです。
攻撃スキルと防御スキルのバランスがなかなか難しいところですが、覚えておくとより安全性が確保できます。
満足感
アルバトリオン戦ではモドリ玉を使ってキャンプに戻るということができません。
そのため、いくらたくさんの回復アイテムを持っていても過剰に使っているとアイテムが尽きてしまいます。
優先度こそ高くないものの、装飾品のスロットに空きがあれば「満足感」を取得しておくことでアイテムを使える回数が実際の所持数よりも多くなる可能性が増します。
広域化
複数人でのマルチプレイであれば、広域化はLv1あるだけでも有効です。
というのも大技であるエスカトンジャッジメントの回復時に使うアステラジャーキーは、広域化の範囲にさえ入っていればLv1でも通常使用と同じだけの回復効果が得られるためです。
ただし広域化Lv1での効果範囲は狭めなので、大技のときはアルバトリオンの近くに集まるようにしたほうが確実に効果を得ることができます。
※大技は距離でのダメージ増減がなく、回復完了後はすぐに次の攻撃を仕掛けたいため
不屈
ソロでのときのみ選択肢に入るスキルですが、力尽きるたびに攻撃力1.1倍、防御力1.15倍が増加していく不屈もアリです。
マルチの場合は1人が力尽きるだけでクエスト成功率が大きく下がるため、力尽きないためのスキルを優先するべきです。
考えられる対策装備
自分が得意な近接武器種の属性武器
まず第一に考えたほうが良いのは、近接武器の使用です。
なぜならアルバトリオンは、マスターランクのマムタロトと同様に近接武器向けの肉質がかなり柔らかく設定されているからです。
近接武器ではどうしてもモンスターに接近する必要があり、特に初見では攻撃を見切るのが難しいですが極力慣れている武器で有効な属性のものを用意したほうがより速い時間でクエストクリアができるはずです。
皇金武器での属性会心や、覚醒武器を属性寄りにカスタムしたものが特に有効です。
各属性に対応したライトボウガン
ダメージの通りこそ悪いものの、モンスターとある程度距離をとって攻撃できるため攻撃パターンを学習しやすいですし、状況に応じて使用する弾薬を変更する余地があるのもライトボウガンの利点です。
遠距離武器だからこそ龍活性状態のときに角破壊を狙いやすいのも良いところです。
覚醒ライトボウガンも良いですが、火属性も氷属性も速射できる「エンプレスシェル・炎妃」なら2つの活性状態に対して一番有効な属性をメインに使用することができます。
ただし与えられるダメージ量は低いため、かなりの長期戦になることは覚悟しなくてはいけません。
貫通ヘビィ・徹甲ヘビィ
属性が大事なのに属性のないヘビィを選択するのは、あくまでソロ時限定のヤケクソ戦法です。
ソロであれば食事スキルである「ネコの報酬金保険」と「ネコの生命保険」を駆使することにより、最大4回まで力尽きてもクエストを継続することができます。
つまりエスカトンジャッジメントを一切弱体化せずに毎回食らって力尽きたとしても、それ以外のタイミングで力尽きていなければ6分×4回分=約24分+α程度は戦闘時間を確保することができます。
ただし、これまで貫通ヘビィや徹甲ヘビィはほとんどのモンスターに対して強力な武器でしたが、アルバトリオンは攻撃が苛烈なためかなり慣れないと通常攻撃でも簡単に力尽きてしまうので油断ができません。
最終手段
どうしてもアルバトリオンが倒せないときの最終手段を紹介します。
いったんクエストクリアを諦める
突拍子もないことに思えるかもしれませんが、アルバトリオンは非常に強いモンスターですし、いくつか理由もあります。
それは
- アルバトリオン討伐にはアルバトリオン素材で作成できるライトボウガンが有効
- 更にはアルバ防具(シリーズスキル)も選択肢に入る
- アルバトリオン素材の武器防具はクエストクリアしなくても作成可能
という3つの理由です。
”Aというモンスターを倒すためにはAというモンスターの素材が必要”というモンハンあるあるではありますが、最終手段としての選択肢にはなります。
さて、ではどうやってクエストクリアせずにアルバ素材をゲットするかというと、この記事では詳細を省きますが
- 「隠れ身の装衣」+オトモの「ぶんどり刀」
- 睡眠弾使用後に大タル爆弾G+起爆竜弾
- 「転身の装衣」や「不動の装衣」+「睡眠大剣」と「オトモ睡眠武器」
など、ある程度作業の手順は想像できると思いますが作業が完了したらクエストリセットではなく「クエストから帰還」で離脱するのを忘れないようにしましょう。
詳細を知りたい場合は下の記事をご確認ください。
おわりに
コロナウィルスの影響により久々のアップデートとなったMHWアイスボーンですが、ブランクが空いたこともあってアルバトリオンはかなりの強敵に感じます。
何度か戦っているうちに攻撃パターンも少しずつ頭に入ってくるかと思いますが、しばらく練習が必要になりそうですね。
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